2007年11月9日金曜日

ヘブライ語講座

イスラエルの公用語はヘブライ語である。しかし、イスラエルというのは基本的に移民の国である上、大学での研究の場においては英語が使われるため、私のようにヘブライ語を全く理解しない人はそこそこいる。そんな人達のために、私の大学では、ヘブライ語の授業を開いてくれるのである。まぁ、アメリカの大学にあるESLみたいなものである。

そして、私もそんなヘブライ語のクラスを最近受け始めた。(ちなみに、大学はいまだにストの真っ最中だが、この授業は正規の授業ではないため、通常通り行われている。)授業は毎週日曜日と水曜日の午後6時から9時まで行われ、レベルごとに6段階のクラスがある。私は当然、一番下のクラスを受けている。なんか、6時から9時までって、日本の塾や予備校を思い出すが、時間的にちょっと中途半端な感じがしてしまう。って、ようするに夕飯をいつ食べればいいのかいまいち、タイミングが難しい...

ちなみに、当然ただではなく、一学期間で約12000円ぐらいの授業料を払う必要がある。そして、宿題とかも出される。

といっても、大学の中はもちろん、町中でも結構英語が通じるので、ヘブライ語が全く分からなくても特に大きな不自由はないので、別にヘブライ語なんか勉強しなくても構わないと言えば、そうなのだが、せっかくイスラエルに来たから、できるだけヘブライ語を学んでみようと思う。そんなわけで、今日もこれから、ヘブライ語クラスの宿題に取り掛かるところである。

2007年11月2日金曜日

昨日もエルサレムへ

またまた、昨日の日記である。

日曜と同様、昨日もエルサレムへ行ってきた。前回あまり時間がなかったので、再びKazhdanと研究の話をするためである。そんな訳で、またまた6時半起き。

バスでNadiaの住む町へ行き、それからはNadiaの車で約1時間半のドライブ。なんかもう見飽きた感じもする砂漠の景色が続く。と、そんな折、突然Nadiaが車を止めて、道端にいた見知らぬ二人を車に乗せた。なんと彼らは、ヒッチハイカーである。ヒッチハイクと言えば、猿岩石を嫌でも思い出してしまうが、イスラエルではヒッチハイクは一般的な「交通手段」らしいのだ。Nadiaも高校時代などはよくヒッチハイクで学校に通ったらしく、いまでもヒッチハイカーを見つければ出来るだけ乗せてあげるようにするらしい。

そんなこんなで、途中一人のヒッチハイカーを降ろし、もう一人目はエルサレムで降ろした。そして、ヘブライ大学到着。

今回はKazhdanに加えてErezも交えて合計4人で、中庭(?)のような場所にある丸いテーブルに座り、2時間ほど数学の話をした。そのあと昼食をとって、今度はNadiaと二人で1時間ほど、午前中に話した内容をもう少し吟味した。そして、帰宅の途に。途中またヒッチハイカーを3人ほど拾った。ちなみにNadiaの車は8人乗りぐらいのバンであるため、たくさん人を乗せられる。で、Beer-Shevaに帰ってきたのは5時ごろだった。もう、外はかなり暗い。大学のカフェテリアで、ちょっと早めの夕食を食べ、家に帰った。なんか結構疲れた。