2012年10月13日土曜日

数学者の老後(大学のpension)

前回の続きで老後の話。

今まで基本的に老後の心配なんてほとんどした事なかった私ではあるが、せっかくだからと、大学のカウンセラーと1対1で話してきた。

とりあえず、時間通りに指定された部屋へ。

で、カウンセラーに「何について聞きたいか?」って聞かれて、全く何も知らない私は「実はretirement planに関して何にも知らないので、一から説明してくれないか?」といったような、しょうもない切り出し方をした。

で、説明してもらったところによると、私の大学がオファーしているretirement planには二つあるとのこと。

まず最初が強制的に入らされる大学のpension(年金って訳が妥当なの?)である。毎月、給料からretirementの名のもとに天引きされている分があるのだ、これはこのpensionのために引かれているものらしい。

基本的に給料の額に応じて1〜2%引かれるらしく、積み立てた額と大学に勤めた年数にによって、retireしたときから死ぬまで毎年一定の額がもらえるとのこと。

ちなみにアメリカには「定年」というものがない。つまり何歳まで働らくかは私が勝手に決めることになるのだ。

でも、周りの人をみる感じでは65から70歳ぐらいが相場のような感じがする。

で、仮に私が65歳までこの大学に勤めて、今と同じ給料をもらい続けたと仮定して、どのくらいもらえるようになるのか計算してもらったら、今の給料の5分の3ぐらいはもらえるとのこと。(って正確にいくらかは内緒。)

実はこれってそれほど悪くない額(と私には思える)。

これを聞いて思ったのは

「今まで老後の心配なんてしてこなかったけど、さらに輪をかけて心配する必要も無くなった」

といった感じである。

が、さらに大学のretirement planは二段構えで、このpension以外に「任意のretirement plan」が存在するのだ。


...という訳で、続きは次回へ。



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2012年10月8日月曜日

老後の備え

私は今の今まで「老後の生活」といったものをほとんど考えたことがなかった。

退職した後の蓄えはどうするかとか、年金はどうなるかとか、真剣に考えたこともなかったし、それと同時に「老後の心配」のようなもを感じたこともなかった。

日本では年金問題はよく取りざたされるけど、個人的には「対岸の火事」のような気持ちだった。

だからといって「老後のあて」のようなものがあるのかというと、そんなものもあるわけでもないし、実家が資産家とかそんなマンガのようなシナリオが用意されている訳でもない。

でも、今まで老後なんてほとんど考えたこともないし心配したこともなかったのだ。

別に肝が据わってる訳でもなければ、開き直ってるわけでもない。

理由は私の父親にあると思っている。実は私の父親は49歳で他界している。そう49歳である。そんな父親にとってはそもそも老後すら無かったのだ。そして父親が他界した時、私は19歳だった。

そのような理由から、私は老後などといったものに何の実感も持っていなかった。

老後の心配をしているような人を見たりすると、心の中でいつも「俺の親父には老後自体なかったぞ。そんなあるかどうかも分からない人生のおまけに神経使って何の意味があるんだ?」ってな感じで思っていた。そして、そんなあるか無いか分からないような老後の為に「今」をコントロールされることが実にバカバカしく思えてならなかったのだ。

誰かに「老後とかはどうするの?」みたいなことを聞かれたことは何度かあるけど、基本的には「さぁ〜?どうするんだろうねぇ?」みたいな感じの返事をしながら、心の中では常に「俺の親父には...」ってな感じだった。

そしてこの気持ちは今でも基本的に変わっていない。

でもこの前、大学から来たメールで大学のretirement planに関して専門家が1対1での無料カウンセリングをしてくれる、とのいうのがあった。で、せっかくだからアポを取ってみた。

というのも、毎月の給料からretirementの名の下天引きされている分があるし、それがいったいどういったものなのか知りたかったし。

そして、今日がそのカウンセリングの日だった。


...という訳で、続きは次回へ。



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