風邪の方はだいぶ良くなってきたけど、でもまだ少し喉が痛い。
ところで今日は安息日。外は雨が降ってるし、ちょっと寒い。だから、家でのんびりと仕事をした。夕飯はダウンタウンにあるモールまで食べにいって、帰りにはちょっとスーパーで買い物してきた。ところで、安息日の夜、というか正確に言うと安息日明け(参考記事)にスーパーに行くとほとんど客がいないから、レジを通過するのに時間がほとんどかからない。そう、普通の日に行くとイスラエルのスーパーは、レジにやたら時間がかかるのだ!!
将来を嘱望された(かどうかは不明な)若手(?)数学者のブログ。アメリカの某大学でAssociate Professorなるポジションについています。数学者というあまり馴染みのない職業がどんなものなのか、ちょっとは分かるかも。あまり読者のことは考えずに書いているので、その点ご注意を。
2008年1月26日土曜日
2008年1月24日木曜日
2008年1月22日火曜日
ストライキ終結
長~い、長~いストライキ(参照記事)が昨日終結した。今回のストは最長記録だったらしい。今年から3年間、大学教員の給料が毎年8%ずつ上がるという約束で双方が妥協したらしい。まぁ、私には関係の無いことではあるが。
そんな訳で昨日から「新学期」スタート。でも、本来だったら今週が第一学期の最後の週だったらしい...。ストのおかげで、これから年間のスケジュールがずれていくことになるらしいが、具体的にどうなるのかは今のところ誰にも分らないとのこと。って、まぁ、私には関係の無いことではあるが、って、また同じことを言ってしまった。
ところで今日は、めちゃめちゃ寒い。今までで一番寒い日のような気がする。雨もちょっと降ったし。砂漠がこんなに寒くて許されるのだろうか。うううむ。
そんな訳で昨日から「新学期」スタート。でも、本来だったら今週が第一学期の最後の週だったらしい...。ストのおかげで、これから年間のスケジュールがずれていくことになるらしいが、具体的にどうなるのかは今のところ誰にも分らないとのこと。って、まぁ、私には関係の無いことではあるが、って、また同じことを言ってしまった。
ところで今日は、めちゃめちゃ寒い。今までで一番寒い日のような気がする。雨もちょっと降ったし。砂漠がこんなに寒くて許されるのだろうか。うううむ。
2008年1月15日火曜日
大変なことになった!!
今日夜7時過ぎ、夕食を買いにいつもの店に(参考記事)。ところが、店は閉まってた...。ちなみに、昨日も来たのだが、昨日も閉まってた。ただ、昨日はちょっと遅い時間に行ったから、早めに店が閉まったのかと思ってた...。でも、今日はまだ7時。
何かおかしい...まさか!?
そこで、隣の店(コーヒーショップ)の人に聞いてみた。相手はちょっとだけ英語が話せる人だった。で、彼によると、この店はもう店じまいしたらしいい。
まじかよ~~~!!!
つい先週まで、週3のペースで通ってたのに!!そんな急に店じまいって言われても!!私はいったいこれから、どう生きていけばいいというのだ?何かの間違いなのでは?と思い、何度も聞いてみたが返ってる答えは同じだった...。
どうやら、これから生活パターンを大幅に変更しなければならないようである。困ったものである。はぁ~。
何かおかしい...まさか!?
そこで、隣の店(コーヒーショップ)の人に聞いてみた。相手はちょっとだけ英語が話せる人だった。で、彼によると、この店はもう店じまいしたらしいい。
まじかよ~~~!!!
つい先週まで、週3のペースで通ってたのに!!そんな急に店じまいって言われても!!私はいったいこれから、どう生きていけばいいというのだ?何かの間違いなのでは?と思い、何度も聞いてみたが返ってる答えは同じだった...。
どうやら、これから生活パターンを大幅に変更しなければならないようである。困ったものである。はぁ~。
2008年1月13日日曜日
ヒッチハイク
今日は日曜日。イスラエルでは日曜日は平日、ってなんか同じこと何回もいってるなぁ~。
とにかく、毎週日曜日はエルサレムに行くために6時半起き。今週は、エルサレムでのセミナーがいつもより早く終わったため、早めにエルサレムを出た。道も空いてて、いつもより一時間近くも早くLehavimに到着。いつもはここから電車に乗ってBeer-Shevaに帰るのだが、この電車、なんと一時間に一本しか来ないのだ!!普段はちょうどいいタイミングで電車が来るのだが、今日は早く着いたため、電車が来るまで、一時間近くある...。
そこで、電車よりは本数が多いバスで帰ることに。バス停は国道沿いにある。10分ほど待ったがバスは来ない...そこで思った!
ヒッチハイクをしよう!!
イスラエルではヒッチハイクも立派な交通手段の一つ(参考記事)。道路沿いに出て、人差し指を立てた右腕を右斜め下に出す。これがイスラエルではヒッチハイカーのポーズである。すると、しばらくして一台の車が止まってくれた。
ヒッチハイク成功!!!
拾ってくれたのは私の大学の学生さんで、彼もちょうど大学に向かうところだったらしい。その彼の車に乗ること15分。無事Beer-Shevaに戻ってきた。
とにかく、毎週日曜日はエルサレムに行くために6時半起き。今週は、エルサレムでのセミナーがいつもより早く終わったため、早めにエルサレムを出た。道も空いてて、いつもより一時間近くも早くLehavimに到着。いつもはここから電車に乗ってBeer-Shevaに帰るのだが、この電車、なんと一時間に一本しか来ないのだ!!普段はちょうどいいタイミングで電車が来るのだが、今日は早く着いたため、電車が来るまで、一時間近くある...。
そこで、電車よりは本数が多いバスで帰ることに。バス停は国道沿いにある。10分ほど待ったがバスは来ない...そこで思った!
ヒッチハイクをしよう!!
イスラエルではヒッチハイクも立派な交通手段の一つ(参考記事)。道路沿いに出て、人差し指を立てた右腕を右斜め下に出す。これがイスラエルではヒッチハイカーのポーズである。すると、しばらくして一台の車が止まってくれた。
ヒッチハイク成功!!!
拾ってくれたのは私の大学の学生さんで、彼もちょうど大学に向かうところだったらしい。その彼の車に乗ること15分。無事Beer-Shevaに戻ってきた。
2008年1月10日木曜日
イスラエルの信号機
今週は、ブッシュ大統領様がイスラエルを訪問中である。「パレスチナ人の国家設立を約束する」とか色々ほざいたらしい...
ところで、今日は大学へは行かず、家で仕事をすることにした。でも、なんかイマイチ気分が乗らない...。昨晩降った雨のせいだろうか。
3時ごろになって、明日からの安息日に備えるべくダウンタウンまで買い物に行くことにした。ダウンタウンまでは約1キロ半あり、いつもは自転車で行くのだが、今日は買いたいものが多かったから、歩いて行くことにした。
その途中、一枚の写真を撮った。

なんてことはない、普通の交差点であるが、信号を見ると赤と黄色が同時に点灯しているのが分かる。イスラエルでは信号が赤から青に変わる際に、まず赤と黄色が同時に点灯するのだ。これがその証拠写真である。ちなみに、青から赤に変わる際は普通に黄色が点灯する。これと同じ信号の変わり方をする国は他にもあるのだろうか?
ところで、今日は大学へは行かず、家で仕事をすることにした。でも、なんかイマイチ気分が乗らない...。昨晩降った雨のせいだろうか。
3時ごろになって、明日からの安息日に備えるべくダウンタウンまで買い物に行くことにした。ダウンタウンまでは約1キロ半あり、いつもは自転車で行くのだが、今日は買いたいものが多かったから、歩いて行くことにした。
その途中、一枚の写真を撮った。
なんてことはない、普通の交差点であるが、信号を見ると赤と黄色が同時に点灯しているのが分かる。イスラエルでは信号が赤から青に変わる際に、まず赤と黄色が同時に点灯するのだ。これがその証拠写真である。ちなみに、青から赤に変わる際は普通に黄色が点灯する。これと同じ信号の変わり方をする国は他にもあるのだろうか?
2008年1月9日水曜日
砂漠の雨
今夜は雨が降っている。この季節は砂漠の「雨期」らしく、時たま雨が降る。砂漠の雨である。
私が観察したところによると、二通りの雨の降り方がある。一つ目は、短時間に土砂降りの雨が降るパターン。まさに、バケツをひっくり返したような雨が、ほんの5分程度降って、それっきり。この場合、空を見ると、雨の降っていない場所の空は完全に晴れているのに、降っている場所の空はかなり局所的に黒い雲で覆われているのがハッキリ分かる。日本の夕立ちなどとは比べ物にならないぐらい短時間に狭い箇所に降るから、ちょっと走れば雨雲から抜け出せて、なんか面白い。
二つ目の降り方は、弱い雨がシトシトと降り続けるパターン。こっちは、長時間降ってるけど、雨の量が少ないため、傘を差さなくてもあんまり濡れることがない。
ちなみに、今夜はシトシト型の雨が降っている。
私が観察したところによると、二通りの雨の降り方がある。一つ目は、短時間に土砂降りの雨が降るパターン。まさに、バケツをひっくり返したような雨が、ほんの5分程度降って、それっきり。この場合、空を見ると、雨の降っていない場所の空は完全に晴れているのに、降っている場所の空はかなり局所的に黒い雲で覆われているのがハッキリ分かる。日本の夕立ちなどとは比べ物にならないぐらい短時間に狭い箇所に降るから、ちょっと走れば雨雲から抜け出せて、なんか面白い。
二つ目の降り方は、弱い雨がシトシトと降り続けるパターン。こっちは、長時間降ってるけど、雨の量が少ないため、傘を差さなくてもあんまり濡れることがない。
ちなみに、今夜はシトシト型の雨が降っている。
2008年1月5日土曜日
安息日
今日はユダヤ教の安息日、シャバット。なんか12時まで寝てしまった...。
そう、イスラエルでは毎週土曜日が安息日なのだが、実は正確にはそれは間違いである。シャバットは厳密に言えば、金曜日の日の入りから始まり、土曜日の日の入りとともに終わるのである。つまり、土曜日一日中が安息日なのではなく、土曜の夜は平日と同じなのだ。
なんか、意味不明な感じもするが、その規則に従い、店やスーパー、レストラン、バスや電車など、金曜日のお昼過ぎか夕方あたりから営業をストップし、土曜の夕方過ぎから平常通り営業を始めるのだ。
土曜日の夕方まで休んだんなら、その日一日休めばいいじゃん、って思ったりもするのだが、きちんと夜になると、お店とかが営業を開始する。で、夜の閉店時間まで営業する。
そんな訳で、今日の夕飯はちょっとダウンタウンまで行って、モールの中のフードコートで食べてきた。帰りがけにスーパーに寄って、明日の朝に食べるパンを買ってきた。ちなみに、スーパーには客はほとんどいなかった。なんか、店を開ける意味がない気もするが...。
そう、イスラエルでは毎週土曜日が安息日なのだが、実は正確にはそれは間違いである。シャバットは厳密に言えば、金曜日の日の入りから始まり、土曜日の日の入りとともに終わるのである。つまり、土曜日一日中が安息日なのではなく、土曜の夜は平日と同じなのだ。
なんか、意味不明な感じもするが、その規則に従い、店やスーパー、レストラン、バスや電車など、金曜日のお昼過ぎか夕方あたりから営業をストップし、土曜の夕方過ぎから平常通り営業を始めるのだ。
土曜日の夕方まで休んだんなら、その日一日休めばいいじゃん、って思ったりもするのだが、きちんと夜になると、お店とかが営業を開始する。で、夜の閉店時間まで営業する。
そんな訳で、今日の夕飯はちょっとダウンタウンまで行って、モールの中のフードコートで食べてきた。帰りがけにスーパーに寄って、明日の朝に食べるパンを買ってきた。ちなみに、スーパーには客はほとんどいなかった。なんか、店を開ける意味がない気もするが...。
2008年1月3日木曜日
伝説上の数学者
イスラエルには四年制の総合大学が合計6校ある。たった6校?と思うかもしれないが、そもそも国土が日本の四国程度で人口も四国の1.8倍程度であることを考えると、それだけあれば十分とも言えるのだろう。
そのうちの一つバー・イラン大学で、今週は研究集会が行われていた。私の分野とは多少関係している分野の集会であったので、一日ぐらいは顔出してみようと思い、例によってNadiaの車に乗せてもらい、バー・イラン大学へ。
この大学はテルアビブの近くにあり、私の住むBeer-Shevaからは、渋滞もあり結局2時間程掛かった。宗教色の強い大学らしいのだが、モダンな感じの結構きれいなキャンパスからはそのことは全く感じられなかった。
そして、集会の開かれている大部屋に入る。なにかもうイスラエルにいる関連分野の数学者はほとんど全員と知り合いになってしまった感で、「いつものメンバー」といった顔ぶれが並ぶ。そう、数学者の世界というのは、以外に思うかもしれないが「狭い世界」なのである。
そんな研究集会の空き時間中、Nadiaが見慣れぬ年配女性とヘブライ語で会話をしていた。そして、近くにいた私をその女性に紹介した。私と軽く握手をし、その女性の口から出てきた言葉は"I'm Piatetskii-Shapiro's wife."であった。
心の中で「マジ?」と叫ばずにはいられなかった。このPiatetskii-Shapiroとは私の分野ではもはや「神」に近いような人で、私にとってはほとんど神話の中の数学者とも言える人物である。そして、現在では重度のパーキンソン病に侵されており、ほとんど姿を見せることがない人物でもあるのだ。そのため、その姿を目にすることはほとんど無いのである。
そして、私と握手したこの女性こそがそんな「(私にとっては)伝説の中にいるような数学者」の妻であったのだ。さらにそれだけではなく、その女性のすぐ近くの席には紛れもなくPiatetskii-Shapiro本人が座っていたのだ。
私の受けた衝撃は「新人ボクサーがモハメド・アリに突然遭遇した」 とでもいったら多少は分かりやすくなるだろうか。
病状の方はかなり深刻のようで、パーキンソン病特有の症状なのであろうか、手を小刻みに震わせている以外は、体を動かすことはもちろん、話をすることもほとんどできない状態のようである。しいて言えば、人の話しかけに対しかろうじて反応しているのが分かる程度であった。それでも、人の話を理解することは出来るようで、体調が良い時などは、時折、研究集会などに顔を出すようにしているらしいのだ。そして、今日はたまたま、この集会に来ていたのである。
今日はそんな「伝説上の数学者」に会った日であった。
そのうちの一つバー・イラン大学で、今週は研究集会が行われていた。私の分野とは多少関係している分野の集会であったので、一日ぐらいは顔出してみようと思い、例によってNadiaの車に乗せてもらい、バー・イラン大学へ。
この大学はテルアビブの近くにあり、私の住むBeer-Shevaからは、渋滞もあり結局2時間程掛かった。宗教色の強い大学らしいのだが、モダンな感じの結構きれいなキャンパスからはそのことは全く感じられなかった。
そして、集会の開かれている大部屋に入る。なにかもうイスラエルにいる関連分野の数学者はほとんど全員と知り合いになってしまった感で、「いつものメンバー」といった顔ぶれが並ぶ。そう、数学者の世界というのは、以外に思うかもしれないが「狭い世界」なのである。
そんな研究集会の空き時間中、Nadiaが見慣れぬ年配女性とヘブライ語で会話をしていた。そして、近くにいた私をその女性に紹介した。私と軽く握手をし、その女性の口から出てきた言葉は"I'm Piatetskii-Shapiro's wife."であった。
心の中で「マジ?」と叫ばずにはいられなかった。このPiatetskii-Shapiroとは私の分野ではもはや「神」に近いような人で、私にとってはほとんど神話の中の数学者とも言える人物である。そして、現在では重度のパーキンソン病に侵されており、ほとんど姿を見せることがない人物でもあるのだ。そのため、その姿を目にすることはほとんど無いのである。
そして、私と握手したこの女性こそがそんな「(私にとっては)伝説の中にいるような数学者」の妻であったのだ。さらにそれだけではなく、その女性のすぐ近くの席には紛れもなくPiatetskii-Shapiro本人が座っていたのだ。
私の受けた衝撃は「新人ボクサーがモハメド・アリに突然遭遇した」 とでもいったら多少は分かりやすくなるだろうか。
病状の方はかなり深刻のようで、パーキンソン病特有の症状なのであろうか、手を小刻みに震わせている以外は、体を動かすことはもちろん、話をすることもほとんどできない状態のようである。しいて言えば、人の話しかけに対しかろうじて反応しているのが分かる程度であった。それでも、人の話を理解することは出来るようで、体調が良い時などは、時折、研究集会などに顔を出すようにしているらしいのだ。そして、今日はたまたま、この集会に来ていたのである。
今日はそんな「伝説上の数学者」に会った日であった。
2008年1月1日火曜日
イスラエルのお正月
今日は1月1日。言うまでもなく、お正月である。新年明けましておめでとう...といきたいところではあるのだが、ここはイスラエル。
イスラエルの祝祭日は「ユダヤ教のカレンダー」に従って決められる。それによると、今年の新年は9月の中ごろ...詳しい日付は忘れてしまった...。
とにかく、そんな訳で今日1月1日は基本的に、正月でも何でもない、普通の一日である。しいて例外を上げれば、ロシア系の移民とかがちょっと新年のお祝いをする程度。そんな訳で、「郷に入れば郷に従え」の教えに背くことなく、私も普通の一日を過ごした。
さらにちなみに、書くのは忘れてしまったが、イスラエルではクリスマスはさらに「ごく普通の一日」。こちらのほうは、1月1日以に「普通」の日だった。クリスマスだったことすら気がつかなかった。そして、この日も私自身は「郷に入れば郷に従え」を忠実に実行したのだった。
イスラエルの祝祭日は「ユダヤ教のカレンダー」に従って決められる。それによると、今年の新年は9月の中ごろ...詳しい日付は忘れてしまった...。
とにかく、そんな訳で今日1月1日は基本的に、正月でも何でもない、普通の一日である。しいて例外を上げれば、ロシア系の移民とかがちょっと新年のお祝いをする程度。そんな訳で、「郷に入れば郷に従え」の教えに背くことなく、私も普通の一日を過ごした。
さらにちなみに、書くのは忘れてしまったが、イスラエルではクリスマスはさらに「ごく普通の一日」。こちらのほうは、1月1日以に「普通」の日だった。クリスマスだったことすら気がつかなかった。そして、この日も私自身は「郷に入れば郷に従え」を忠実に実行したのだった。
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