2014年7月30日水曜日

最後の晩餐

フランス滞在も今日が最後。
明日の昼前の便でアメリカに帰ります。

そんな訳で、今日は部屋の掃除したり、荷物をまとめたり。

ところで、今日の3時に部屋のinspectionがあるって言われたけど、inspectionというほど大げさなこともなく、すんなりと終わり、敷金(みたいなもの)50ユーロを返してもらった。


で、夕飯のあと「最後の晩餐」。



冷蔵庫に残ってた生ハムとビールで一人でフランス最後の夜を過ごす。


ところで、一ヶ月半のフランス滞在だったが、仕事は結構はかどった。やっつけたかった仕事も一通り終えたし、新しい研究にも着手できたし、その他、色々とできて実りのある一ヶ月半だった。



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2014年7月29日火曜日

エッフェル塔に行ってみた

フランス滞在もあと二日となりました。

という訳で、今更だけど、今日、ついに行ってきた。


そう、エッフェル塔。


もう少し近くによって見る。




さらに近くに行ってみる。





もっと近くまで。



さらに近くに。



真下まで来た。





せっかくだから、エッフェル塔に登ってみる事に。
とりあえず、階段で中間地点まで登ってみることに。(エレベーターで登るのは込んでたから)




この上の写真、よく見ると階段があって登ってる人が沢山いる。


で登ってみるとこんなのがある。
この上に立ってるのって、思ってる以上に足がすくむ。





見ろ!人がゴミのようだ!!






外の景色。



で、最上階まで行くにはさらにチケットをかって、2時間待ちぐらいになるって言われた。

頂上を目指す人達の列。




という訳で、ここまでで断念して、降りる事に。

下りはエレベータで降りてきた。



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2014年7月26日土曜日

エビアン

フランス滞在も残り一週間をきりました。

ところでフランスと言えばこれ。



エビアン。2リットルで0.6ユーロ(約82円)。

フランスにいる間はずっとこれを飲んでた。




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2014年7月19日土曜日

フランスのクワガタ

道ばたでクワガタ見つけた。フランスのクワガタ♀





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2014年7月13日日曜日

数学者への道〜難易度編その2〜

前回のつづきで、「数学者への道」難易度編。

数学者への道は、

1大学(学部)
2大学院(Ph.Dプログラム)
3ポスドク
4Assistant Professor (Tenure-Track)
5Associate Professor (Tenure)
6Professor
7さらにその上(雲の上)

と続くと書いたが、その際

4から5と、5から6への難易度はそれほど高くないと書いた。つまり4まで辿り着いた人に取っては5に進むのはそれほど難しくもなく、また5まで辿り着いた人には6に進むのはそれほどでもないのである。(もちろん簡単だと言っているわけではないが。)

その大きな理由は、4から5、5から6へと昇進する際には、他の人との競争をしなくて良いからである。

例えば私の現在いるミズーリ大学の数学科には、現在4にいる人が私を含め合計5人いる。そして、この秋からもう一人増えて6人になる。が、この6人が例えば3つの椅子を争う、といったような制度にはなっていないのである。

そうではなく、次の段階に上がれるかどうかは、完全に自分次第であって、もしかしたら6人全員が上に上がれるかもしれないし、最悪の場合は誰も上がれないかもしれないのだ。

また、5から6への昇進も同じである。別にProfessor(つまり教授)の数が決まっていて、だれかが抜けないと下の人が教授になれない、といったような制度にはなっていないのだ。

別の言い方をすれば、4、5、6の段階にいる教員に取っては、基本的に横に並んでいる感じで、縦の並びは基本的には存在しないのである。

つまり、教授がいて、その下に何人かの准教授がいて、さらにその下に...みたいな仕組みにはなってのだ。

私も現在4段階でAssistant Professorな訳だが、別に誰かの"assistant"な訳では無く、また、私の上に誰か教授がいて、その人がいる限り教授にはなれない、といった訳でも無いのである。

もちろん、国によってはこの辺異なるのだが、アメリカではどの大学でもこのような制度になっている。(数学の場合は)

つまり、4の段階まで進めば、その後は基本的に他の人と競争しなくてもすむようになるのだ。とりわけ、同僚と醜い出世争いのようなものもしなくても良いのである。

これは精神衛生上かなり楽な制度に思える。研究にも精神的なゆとりを持ってうちこめるようになる。

そのような理由もあり、4から5、と5から6への難易度はそれほど高くない、と言えるのである。



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2014年7月1日火曜日

数学者への道〜難易度編〜

すご〜〜〜〜〜く久しぶりに「数学者への道」シリーズ。

今回は難易度編。だいぶ昔にかいたけど(参照記事)アメリカで数学者になるには

1大学(学部)
2大学院(Ph.Dプログラム)
3ポスドク
4Assistant Professor (Tenure-Track)
5Associate Professor (Tenure)
6Professor
7さらにその上(雲の上)

といった順序をたどることになる。

ちなみに私は現在この4段階目で、2年後には5段階に進む予定。

で、今回は各段階がどのぐらい難しいのかについて難易度をAランク〜Dランク(Aが最難関でDが簡単な方)といった感じでランクづけすることにする。といっても、これから書く内容は私の今までの経験や回りを見渡した感じなどに基づいた、かなり主観的なものなので、そのつもりで読んでみて下さいな。


1大学(学部):難易度D

当然このぐらいを軽くクリアーできないようでは、その後の数学者の道を進むのはほぼ困難だと言えるだろう。


2大学院(Ph.D プログラム):入るための難易度はC、卒業するための難易度はB

基本的に学部時代の数学の成績がほぼオールAぐらいであれば、アメリカのPh.Dプログラムであれば、(一流とは言わないまでも)そこそこ名のある大学に10校ぐらい出願すれば、どこかしらからは財政援助付きのオファーが来ると思う。もちろん、超一流を狙うとなれば話は別だが、まぁ、難易度的には学部を卒業するよりもちょっと難しいぐらいと言える。

そして、無事Ph.Dを取得するための難易度は、もうワンランク上のB。私の見た感じでは、Ph.Dプログラムに入学した人の内、半数から3分の2ぐらいは結局Ph.Dを取らずに数学者への道を去って行く感じに思える。


3ポスドク:ポスドクのポジションを得るための難易度A

さて、無事Ph.Dを取得できても、次の段階に進むにはさらに難易度が上がる。そう、つまりPh.Dを取れてもポスドクのポジションすら得られない人達も結構いるのだ。

そして、ポスドクとしての職が見つかるかどうかは、出身大学院とその指導教官によって大きく左右される。

ただ、私の見た感じでは、そこそこ名のある大学院で指導教官が名の通った数学者であれば、かなりの高確率でなにかしらのポジションは得られる感じである。

ただ、大学院や指導教官の知名度が落ちれば、それに伴い職が得られる可能性も落ちてくるのは言うまでもない。

ちなみに、この辺のことはそのうち気が向いたらもう少し詳しく書く事にする。


4Assistant Professor (Tenure-Track):難易度AA

私が思うに、数学者への道においての最難関個所の一つがこの段階に進めるかどうかである。私自身も5年間のポスドクの末、何とかこの段階に到達できた次第である。

私の感じとしては、ほとんどの人がこの段階に到達できずに、数学者の道を去って行く。つまり、この前の段階(ポスドク)でどれだけ研究実績を積む事ができるかが、勝負の分かれ目のように思える。

基本的にここまで辿り着くと、ある程度は「ほっと一安心」といった感じになる。もちろんこれで終わりではないが。


5Associate Professor (Tenure):難易度B

この段階に辿り着くための難易度はB。といっても、これはこの前段階まで辿り着いた人にとってはB、という意味。第4段階に辿り着いた時点で、通常であれば、ある程度の研究実績も積まれており、「研究のやり方」のようなものもある程度身に付いてくるため、それまでのペースを落とさなければ、4段階から5段階に進むのはそれほど難しくないように思える。


6Professor:難易度B

これもまた、5段階まで辿り着けた人に取っては難易度はBぐらいだと思う。実際、5から6に進めない人のほとんどは、5にたどりついて(つまりTenureをもらい)それっきり研究をしなくなってしまった人達がほとんどな感じに思える。基本的にそれまでのペースを保てば、5から6に進むのはそれほど難しくないように思える。


7さらにその上(雲の上):難易度AAA

数学者への道、最後の難関。当然難易度はトリプルA。



とまぁ、そんな感じで書いてみたけど、これからも分かるように数学者への道において一番大変な時期はPh.Dを取得する頃の前後数年間だと思っている。この時期をいかに上手く乗り切れるかが数学者として生き残れるかどうかのカギを握っているように思える。



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