2013年4月14日日曜日

マスターズを終えて2013

という訳で(?)マスターズが無事終了した。

優勝したのはオーストラリア人のAdam Scott。オージー初のマスターズチャンピオンに輝いた。最後はプレーオフにまでもつれ込んだが、まぁ、大穴という訳ではないしここ数年はメジャー大会でも上位にくい込んむことが多く、去年の全米オープンは2位と、最近ではツアーでもおなじみの選手だっただけに、マークしておくべき選手だったようにも思える。結果論だけど。

ちなみに、このAdam Scottにはベンツとユニクロがスポンサーになっているっぽく、最終日には右胸にベンツ、左胸にユニクロのロゴの入ったシャツを着てプレーしていた。なんかベンツとユニクロってかなりアンバランスな気が ...

ところで、私の予想はどのくらい当たったか(というか外れたか)を振り返ってみることにする。


予想1位:Dustin Johnson
結果13位タイ


2日目で大たたきをしてしまい、早い段階で優勝争いからは脱落したが、なんとか13位タイでフィニッシュ。予想は外れたけど、大はずれってほどでも無いと思う。


予想2位:Ernie Els
結果 13位タイ


1位予想のDustin Johnsonと同じ結果となった。彼も2日目で優勝争いから姿を消した。



予想3位:タイガー・ウッズ
結果4位タイ

予想にかなり近い結果となった。2日目の15番ホールのアプローチ。超ナイスショットだったのがポールにあたり跳ね返って池ぽちゃ。さらにドロップする際にルール違反を犯してしまい2打のペナルティー。結局このホールはトリプルボギー。しかも2年前のルール改定が無ければ実はタイガーはこの日で失格となっていたという、とんでもない珍事がおこった。タイガーにとっては今年のマスターズはこれが全てだったように思える。それでも、4位タイでフィニッシュはさすが。


予想4位:Zach Johnson
結果35位タイ

初日は良かったんだけどそれ以外は全然パッとしなかった。


予想5位:Matt Kuchar
結果8位タイ

悪くはなかった。っていうか最終日までは優勝争いをしていたが、最終日にいまいちスコアーと伸ばせずこの結果となった。



予想7位:Phil Michelson
結果54位タイ

2日目と3日目に76と77という大たたきをしてしまい、何とか予選は通過した、といった程度だった。テレビにすらほとんど出る事も無かった。


予想10位:Sergio Garcia
結果8位タイ

最終日になんとかスコアーを伸ばし8位にまでくい込んだ。とりあえず来年のマスターズ出場資格はゲットした。(ちなみに、16位以内の選手は来年度の出場資格が得られる。)


予想15位:Kevin Na
結果59位

最終日12番ホール、パー3でなんと10打を叩くという、素人のようなミスをおかし、完全に脱落。


予想20位:Rory McIlory
結果25位タイ

まぁ、なんとなく予想に近い結果となった。


予想25位:Fred Couples
結果13位タイ

3日目の17番ホールまでは優勝争いをしていたのだが、そこでトリプルボギーを叩き脱落。それでも13位タイ。50歳を過ぎているとは思えない好成績。


予想30位:Vijay Singh
結果38位タイ

だいたい予想に近い結果となった。やはり年齢的な衰えは隠せないようにも思える。


予想50位:石川遼
結果38位タイ

初日は良かったのだが2日目に77と大崩れ。1打差でぎりぎり予選を通過し、3日目でも76。が、最終日はマスターズ自己ベストとなる68で回り結果として38位タイにまでくい込んだ。一応、特別招待選手としての体裁は保ったように思える。



予想予選落ち:Y.E. Yang
結果予選落ち

予想的中!!言った通りだったでしょ?


そして、最後に

予選落ち:Angel Cabrera

という予想を書いたが、



な、なんと、




な、な、な、なんと




彼の結果は




2位!!!(爆wwwwww)



しかも優勝したAdam Scottと同スコアーでフィニッシュ。最後の最後まで優勝争いを繰り広げ、結局プレーオフの2ホール目、バーディーパットをほんの数センチぐらい外し優勝を逃すという「ほぼ優勝」という結果になった。今年の私の予想の最誤算となってしまった。



とまぁ、こんな感じだが、最後のCabrera以外は結構いい線行ってたように思うんだよなぁ〜。



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2013年4月10日水曜日

マスターズ順位予想2013

今年もこの季節がやってきた。
実は今かなり忙しくて、今年はこれ書こうかどうか迷ったのだが、やはり順位予想をしない訳にはいかない(って意味不明?)

とにかく、そんな訳でマスターズゴルフ2013年の順位予想です。


1位:Dustin Johnson

ちょっと大穴狙い。今期すでに1勝をあげ、メジャー大会の成績も年々向上している(と思う)若手の注目株。マスターズとの相性はいまいちなところもあるけど、今年はやってくれそうな気が。2010年のPGA  Championshipの最終日の最終ホールでまさかの大ミスをおかして優勝を逃した苦い経験があるが、個人的にはそれ以来ファンになった選手。期待を込めての1位予想。


2位:Ernie Els

2005年に膝に大けがをして以来、年齢的な理由も重なって、徐々に第一線から消えかかり、去年のマスターズは出場資格すら得られなかったかつての名プレーヤー。私も引退が近いのではと思ったほどだったのだが、なんと去年の全米オープンで優勝し復活をアピール。今年は彼を2位予想。


3位:タイガー・ウッズ

今年すでに3勝をあげ、世界ランクも一位に返り咲き。さらに最近、新しい彼女との交際を自身のホームページで公表し、もはやゴルフもプライベートも完全復活と言えるのでは、と思っている。個人的にはもういいかげんタイガーに優勝してもらいたいのだが、タイガーを1位に予想するのってあまりに芸がなさ過ぎるから、今年は3位に予想。


4位:Zach Johnson

2007年のマスターズ覇者。でも、実はそれ以来いまいちパッとしない年が続いていたのだが、去年はツアー2勝。全米オープンでも9位に入り、なんとなくトンネルを抜けた感じもするので、思い切って4位に予想。


5位:Matt Kuchar

もう30台半ばのベテラン選手なのだが、ほんの数年前まではほとんど名前すら知られていなかった。が、ここ3年ぐらいで大ブレーク。今シーズンも既に1勝をあげ、昨年のマスターズは3位。今年も5位ぐらいには入ると予想


7位:Phil Michelson

ここ数年いまいち調子がいいのか悪いのかよくわからない微妙な状態が続いている(と私は思っている)ミケルソン。でも、今期はすでに1勝してるし、マスターズとの相性も抜群だから、上位には入ると思うから、このぐらいの予想。


10位:Sergio Garcia

毎年、私が順位予想をしているゴルファーの一人。今年はこのぐらいには入りそうな予感。


15位:Kevin Na

7、8年前にデビューした当時は若手ホープだったけど、その後いまいち芽が出そうで出てない選手。でも去年のマスターズは12位にくい込む。今年もこのくらいに予想。


20位:Rory McIlory

ついこないだタイガーに抜かれるまで世界ランク1位。若手の超有望株。でも世界ランク1位の栄冠を手にしてからいまいちパットしていない(と私には思える)。世界ランク1位のプレッシャーにある程度押しつぶされてしまったのでは?とも感じている。そんな訳もあり、彼は20位と予想。


25位:Fred Couples

彼は今年54歳。半分引退しかかってる、ていうか普段は基本的にシニアツアーでプレイしてる。1992年のマスターズ覇者。マスターズは一度優勝すれば一生出場資格が得られるという理由で毎年参戦。でも、過去三年間は6位、15位、12位、と年齢からはとても考えられないような成績を残している。今年もそこそこの成績を残すのでは?


30位:Vijay Singh

彼も今年50歳。2000年のマスターズ覇者。ツアーではもうかれこれ5年近く優勝してないけれど、去年の全米オープンでは9位に入り、未だに存在感がある。30位ぐらいには入るのでは?


50位:石川遼

本当は出場資格を満たしていなかったのだが、スポンサーの特別招待選手として今年も出場。前にも書いた気がするけど、日本のスター選手を呼べば金になる、っていうスポンサーの思惑があるのは言うまでもない(と思ってる)が、個人的には招待するべきでは無かったのでは?とも思っている。ここ最近は不調が続いているのは誰の目にも明らか。応援はしているのだが、現実的にはとてもマスターズで戦えるレベルでは無いように思える。それでも期待を込めて、せめて予選を通過してこのぐらいには入ってもらいたいと思ってる。


予選落ち:Y.E. Yang

2009年のPGA Championshipで、タイガーからまさかの逆転劇で優勝をもぎ取った韓国人。でも、実はそれ以来米ツアーでは優勝は一度もしていない。マスターズとの相性もいまいち。そこで、今年は予選落ちと予想。


予選落ち:Angel Cabrera

2007年全米オープンと2009年マスターズの覇者。 でもそれ以来はいまいちパッとしない。年齢的な衰えもあるし、今年は予選落ちするのでは?


と、まぁこんな感じで予想してみたが、かつてのメジャー大会優勝経験者を二人も予選落ちに予想し、1位予想も大穴狙いと、今年は大胆に攻めてみたがどうなることやら。




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2013年4月7日日曜日

日米大学比較〜専攻分野の決め方

一ヶ月ちょいぶりのブログです。
そして、一年ちょいぶりに日米大学比較シリーズ。

今回は「専攻分野の決め方」ということで、具体的に学生がどのように専攻分野を決めているのかについて書いてみることにする。

このシリーズで何度も書いているように、日米の大学制度の最大の相違点は

日本:基本的に入試の際に学部学科を決め、入学後の専攻分野の変更は困難
アメリカ:大学に入学して、色々な分野の授業を取りながら徐々に自分の専門を決定していく

という点に集約される。

このような制度の違いは当然各学生がどのように専門分野を決定するかという点にも大きな違いをもたらす。

アメリカの場合:
以下、私の実際に知る友人や知人が、どのような経緯で数学を専攻するに至ったかについて実例を書いてみる。私の専門が数学であるため、数学を専攻した人の例になっているが、まぁ、どの分野でも似たような例を見る事ができると思う。

友人A:元々は物理を専攻する予定だったのだが、実験の授業が嫌いで、実験の無い数学を専攻することにした。

知人B:初めは哲学を専攻していたのだが、ちょっとした興味本位で履修した代数の授業の先生が良い先生で、授業でも良い成績を取る事ができ、それをきっかけに数学の授業を取り初め、徐々に数学に専攻を変えていった。

友人C:物理と経済学の2重専攻をしていたのだが、どちらの分野でもいまいち良い先生に当たることがなかったのだが、数学の授業を取ったら、良い先生にめぐり合ったから、数学を専攻することにした。

友人D:コンピュータサイエンスを専攻していたのだが、なんかいまいち面白みを感じられず、当初は副専攻にするつもりだった数学の方が興味深く感じるようになり、数学を専攻することにした。

知人E:当初は工学を専攻する予定だったのだが、いまいち成績が振るわず、たまたま必修だった線形代数の授業で良い成績をとることができたから、数学に専攻を変えることにした。

友人F:元々は英文学を専攻していて成績も良好で特に不満はなかったのだが、就職口が無いといわれ、他人に薦められて履修した数学の授業が面白かったため、数学を本格的に専攻することにした。

 と、まぁ、こんな感じの例は実はいくらでもあり、書き始めたらいくらでもかけてしまうので、この辺で止めておく。で、私の感じでは

「たまたま履修した授業でいい成績がとれた」

とか

「履修した授業を担当した先生が良い先生だったから」

といったような理由などが以外と多いように思える。

基本的に色々な授業を履修する中で、自分のフィーリングやテイストに合った分野を選んでいくアメリカ流を象徴しているようにも思える。

ちなみに上に上げた友人知人は全員数学でPh.Dを取得しており、その中には現在数学者として活躍している人たちもいる。


日本の場合:
やはり日本の場合ダントツで

「入試に合格したから」

というのが専攻分野を決める決定打になるのは言うまでもないだろう。

中には

「たまたま推薦入試枠があって、推薦がもらえたから」

というのもあるかもしれないが、まぁ、試験か推薦かの違いはあるが、本質的にはあまり変わらないように思える。

大学に入学する以前に専門分野を決めなければならない日本の制度。そして、さらに悪い事に入試という制度まである。そのような状況に中で、各学生が自分に合った分野や興味の持てる専攻を決める事など、そう簡単にできる事ではないというのは言うまでもない、といったところであろうか。

さらには、大学によっては各学科ごとに入学試験日が異なる場合も多く、

 「○○大学なら学部や学科はどこでもいい」

的な発想で、日程が許される限り、同じ大学の異なる学部をとにかく受験しまくるような受験生も見受けられるほどである。

で、このような受験生を

「やりたい事も決まってないのに大学にいくのか?」

的な感じで、ある種、白眼視するような人もいたりする。

が、白眼視されるべきなのはこのような受験生ではなく、日本の大学の制度にある、と私は思っている。


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