2011年12月18日日曜日

立つ鳥跡を濁さず

もうすぐ、日本に帰ります。もう秒読み段階。

で、年末年始は日本で過ごし、その後、半年間ほどカナダのトロントにあるFields Institute(フィールズ研究所って訳すの?)に長期出張に行く事になっています。このフィールズってフィールズ賞のフィールズと同じ人ね。

ところで私のいるコロンビアなどのアメリカのいわゆるCollege Townでは、アパートの契約って一年契約(秋学期の初めから夏の終わりまで)の場合がほとんどなのだ。

でも私の場合、今学期は秋学期だけの予定だったので、アパートを探すのがちょっと困難だった。そんな理由から今学期は一軒家の一室に住んでいたのだ。大家さんと二人暮らし。なんと家賃は一ヶ月390ドル。なんか昔の学生時代を思い出したりもする。

で、私は明後日(火曜日)の朝の飛行機で日本に帰る予定になっていて、明日の夜は空港近くのホテルに一泊する予定。

そして、今夜がこの部屋での最後の夜となるのだが、家具はもちろん、その他の私物は全て処分するか、大学の自分のオフィスに放り込んどいて、部屋には基本的に何もない状態。


ベッドも処分したから、大家さんから借りた簡易マットレスがあるだけの部屋になった。

ちなみに、このての部屋を借りた場合は、出て行く時にきちんと掃除をしなければならないのが普通で、今日は部屋をバスルームの掃除と、その他の片付けで忙しかった。



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2011年12月4日日曜日

やっぱ、復活は近い!!

って、前回タイガーがもうすぐ復活するって書いたけど、今週行われたChevron World Challengeでタイガーが優勝した!!

この大会はオフシーズンの非公式戦で出場選手は合計たった18人。しかも、タイガー本人が大会ホストを務めている大会で、シーズン中の公式戦での優勝とは意味が異なるのはもちろんなのではあるが。

それでも、きちんとしたスポンサー(Chevron)も付いて優勝賞金も約1億円ぐらい出るし、世界ランキングを算出するポイントも得られるし、出場するタイガー以外の選手はその年に活躍したトッププロだけが招待されるような試合。(ちなみにタイガーは大会ホストだから無条件で出場)

つまり、つまり米ツアーの公式戦ではないけれど、プロの公式戦に数えられる試合。しかもトッププロがマジで勝負する試合。そこでタイガーが見事優勝。

これをもってして「復活」とは言い切れないけど、もはや復活まで秒読み段階に入ったと言っても良いと思う。

タイガーが出場する試合は今年はこれが最後なのだが、来シーズはかなり期待できると思う。



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2011年11月30日水曜日

復活の予感?

皆さん、ご無沙汰してます。

約2ヶ月ぶりです。って、めちゃ忙しかったんですよ。この2ヶ月間。って今でもまだ忙しいんだけど。

でも、復活の予感を感じたので、気合いを入れて書く事に。って、私のブログの復活ってことではなく、復活しつつあるのは、そう。この人。



もうかれこれ2年間ほど、人生最大の修羅場をくぐっている感じがするこのお方。もう、復活は無いんじゃないかって言ってる人もいるぐらいなのだが、私はこの人の復活する兆しを確認した!!

今はオフシーズンであるため、ほとんどゴルフの試合は無いのだが、それでもこの約2ヶ月の間に、3試合ほど出場している。その結果は

1試合目(オフシーズンの2軍戦のようなもの)で30位タイ。
2試合目(オーストラリアでのそこそこ大きな大会)で3位。
3試合目(プレジデンツカップ)は団体戦のため個人成績は無し。でも結構活躍した。

とこんな感じなのだが、問題は表面的な結果ではなくそのプレー内容にある。

実はタイガーは不調の際は基本的に以下の2点にその不調ぶりが現れる。

1.1.5メートルから3メートルぐらいの、微妙な距離のパットをガンガン外しまくる。

2.ティーショット(特にドライバー)の精度が素人並みのノーコンになる。

実は好調時であっても、日によって調子が悪かったりすると、この2点にそのことが現れ始めるのだ。

ところだ、好調時のタイガーは

1.微妙な距離のパットを気持ちが良いくらいにガンガン入れまくる

2.ドラーバーを含むティーショットがそこそこの精度になる。

ちなみに好調であってもドライバーは基本的に不安定なのだが、まぁ、不調時は本当に「素人並み」に不安定になるのだ。(といっても、飛距離は不調時でも桁外れだから、その点は素人とは同じではないが。)

とにかく、不調時だろうが好調時だろうが、タイガーの成績は結局この2点で決まる事が多く、私のような真のタイガーマニア通はこの辺に注目するのである。

そして、この2ヶ月間の過去3回の試合ぶりを見る限り、この2点に関して大きな改善が見られるのである。

おそらくこのペースで改善が続けば、来年早々にもタイガーの復活を告げる公式戦での優勝が見られると確信している。

具体的には、来年1月26日から29日にかけて行われる、The Farmers Insurance Openでタイガーが優勝するものと思われる。

って「すげー言い方。お前、何を根拠に、そんな具体的な予想を?」って思った人もいるかもしれないが、この大会が行われるコースは数年前の全米オープンでタイガーが膝の傷に堪え片足を引きずりながら優勝した場所でもあり、ターイガーが最も得意とするコースでもあるのだ。時期的に考えても、ここでタイガーが復活すると断言するに十分な条件はそろっていると言えるのだ。



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2011年10月8日土曜日

日米大学比較〜授業の顔ぶれ

久しぶりに日米大学比較シリーズ。

今までは結構大学の制度上の違いに焦点をあててきた感じがあるけど、これからは数回に渡って、学生の視点から見た日米での大学の違いについて書いてみようと思う。

今までの日米大学比較シリーズをまとめると、やはり日米での大きな相違点は授業の履修システムにあると言える。

日本の大学では基本的に各学生の所属する学部学科と学年という「枠」のなかで履修する授業が決定される。

それに対してアメリカではprerequisite制の元、各授業のprerequisiteとさえ満たせば学部学科や学年などの垣根など関係無しに授業を履修できるシステムになっている。(参照記事

さらに、大学を受験する際に分野を決めなければならずその後変更も出来ないのが日本なのに対して、大学に入学してから色々な分野の授業を履修して徐々に自分の専門をしぼっていくのがアメリカ流。(参照記事


このような制度上の違いは当然、各授業の学生の顔ぶれに大きく影響を与える。

つまり日本の大学では、学部学科と学年が同じのいわば「同期生」同士が毎学期同じような授業を履修するような感じになるので、授業の顔ぶれはなんかいつも一緒って感じになる。

つまり「クラスメートは4年間みんな同じ人達」みたいな感じと言えば分かりやすいだろうか。

ちなみに私は工学部であったため、この辺はかなり徹底していた。どの授業でも、周りを見渡せば皆知ってる人ばかり。基本的に皆、同じ学部の同じ学科の同期生って感じだった。


それに対してアメリカでは全くこの正反対。

毎学期、毎学期新しく授業履修をして、各授業ごとに履修している学生は全く異なる顔ぶれになったりする。

そして、各学生が専攻している分野も実に様々。

例えば前の学期に私がPurdueで担当した線形代数の上級レベルの授業。今ちょっと生徒のリストを見てみたけど、やっぱりいろんな分野の人がいる。数学はもちろん、物理を専攻している人。統計学の人。工学の人。さらには経済学専攻の人が一人に、なぜか英文学を専攻してる人も一人いた。さらには大学に入学して一年目の人から卒業間近の人まで様々。

そんな感じだから、学生の視点からすると、各授業ごとに顔ぶれが全然異なったりするのだ。

もちろん「あ、この人今学期あの授業でも一緒だな」とか「そう言えば、この子、前の学期はあの授業で一緒だったな」みたいなことはあるのだけど、結構同じ学期に複数の授業を同じ人と一緒に履修してることって少なかったりする。

もちろんこれは大学の規模によっても大きく異なるかもしれないけれど、一つの学期に3つ以上だれか別の人と同じ授業を履修していたら結構レアなパターンだと言えると思う。

さらに、専攻分野を変えたりする事とかも頻繁に行われるアメリカにおいては、学期が変わるごとに周りの人間の顔ぶれも結構頻繁に変わって行く。

その昔私がキャンパス内で体験した会話の一例であるが

「お〜、久しぶり。最近見なかったけど、今学期は数学はどの授業を取ってるの?」

「実は数学を専攻するのは止めて、これからは心理学を専攻しようと思ってるから、今学期は数学の授業は取ってないんだ」

みたいな感じの会話ってよくある会話だったりもする。

そのぐらい、クラスメートの顔ぶれがめまぐるしく変わるのがアメリカの大学なのだ。



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2011年10月6日木曜日

研究費の内訳その2

この前書いたNSFの研究費の内訳の続き。

この前書いたように研究費の40%ぐらいは税金のようなもので、大学に持って行かれる。で、残りが私が使える分なのだが、どんなことにも自由に使える訳ではないのである。当たり前かも知れないが。

数学の場合、実験や調査のようなものが特に必要ないので、基本的には

•(研究集会や共同研究者のところに行ったりするための)旅費
• 本やパソコンなど研究に使うお金
• その他ちょっとした雑費(文房具とか?)

といった感じになっていて、それぞれの項目ごとにいくら使えるかが決まっていたりする。

が、実はこれ以外にもう一つ重要な使い道があり、そしてこれこそがこの研究費の大部分を占めるのだ。





その使い道とは






なんと、













な、なんと、












な、な、なんと、














な、な、な、なんと、
















という訳で、次回へ続く、











というのは嘘で、









なんと


• 私の夏休みの給料


なのである。

意味が分からないって言う人の為に。アメリカでは数学者の(とい言うかどの分野の教員でも?)給料というのは基本的に9ヶ月分しかもらえないのだ。というか、正確に言えば年俸制でその総額を9で割った額が年9回支払われる計算になるのだ。

そして、夏休みの間の3ヶ月間(通常6、7、8月)は通常は給料は支払われないシステムになっている。

では、夏休み中はどうするのかというと、

1.とりあえず貯金を食いつぶす

2.夏休みの授業(サマースクール)を担当する

といったパターンが考えられる。そして、それ以外の方法が

3.NSFの研究費をゲットする

というものなのだ。つまり研究費の名の下に夏休みの給料が支払われることになる。



そう、NSFの研究費を取れるか取れないかで年間の収入にはものすごく大きな差がでるのである!!そして、だからこそ?この研究費も取ってくるのはかなり大変なのだ。



まぁ、とにかくそんな訳で、これから3年間夏休みは思いっきり遊べる研究に専念できる。


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2011年9月25日日曜日

研究費の内訳

前回書いたNSFの研究費。その総額は3年間でなんと!!









な、なんと、









な、な、なんと、









その総額は、










ここでは内緒ね。

でも、実はこれって公表されていて、NSFのホームページにいけば調べられてしまうし、グーグル先生にちょっと聞いてみればすぐにばれてしまうので、我こそは暇人という方、調べてみてください。





そして、その総額を3年間、私一人で自由に好き勝手に使えてしまうのだ!!







などという甘い話はこの世に存在しない。






まず、研究費の名の下に私がゲットしたお金の約40%ほどは所属する大学に献上しなければいけないのだ。これがいわゆるOverheadって呼ばれているやつで、まぁ分かりやすく言えば、大学に納める税金のようなものと言えばいいだろうか。

なんか、すげー税率って気もするけど。

で、そのお金は大学側の運営費に回される訳だから、研究費を取って来てくれる人というのは大学にとってはかなりありがたい存在な訳なのだ。


つまり、新しい大学にきて、いきなりの大貢献ってことになる。って、自分で言うな?


で、そんな「税金」を差っ引いた残りが私の研究費となるのだが、その詳しい内訳はというと...





という訳で、続きは次回へ...


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2011年9月16日金曜日

NSFの研究費が取れた!!

みなさん、こんにちは。約半月ぶりです。やっぱ、大学が変わった時というのはいろいろガタガタしてるんですよね〜。

ところで、これから3年間NSFの研究費をもらえることが決定しました。

基本的に数学者の(というかどの分野でも?)研究費を得るには二通りのソースがあります。

1.自分の所属する大学がくれるお金
2.他の機関から取ってくるお金

大学がくれるお金は基本的に無条件でもらえる場合が通常で、私の場合も年間ある程度のお金が研究費としてもらえることになっている。

でもそれだけではかなり少ない。いや、はっきりって少なすぎる。

そこで多くの場合は、どっか別の機関や民間企業などから研究費をもらったりする。でも、これらのお金を取るのはそう簡単なことではないのだ。

特に数学の場合、民間企業から研究費と取ってくるのは結構きつい。やっぱ、企業の利益に直で結びつかない分野にとっては、これはかなり難しい。

で、アメリカで一番(?)お金をくれる場所がNSFと呼ばれる組織。NSFはNational Science Foundationの略で、まぁ、政府が運営している科学系の研究や教育をサポートする組織、とでも行っておけば分かりやすいだろうか?

多くの数学者はこのNSFの研究費にアプライして、研究費を得ようとするのだ。

が、このNSFの研究費ってやつが、これまた超competitiveでそう簡単には取れないのだ。その審査も厳しく「(よほどハイレベルの研究者で無い限り)そう簡単には取れないもの」といった感じなのだ。

で、私も前からアプライしていたのだが、このたび、始めてこの研究費をゲットできました。

なにが嬉しいかというと、お金がもらえたことももちろんなのだが、これって、私自身が研究者としてある程度認められたってことでもあると思うし、そのことの方がどちらかというと嬉しかったりもする。

研究費はこれから3年間分になるのだが、その内訳はというと.....


この続きは次回に書きます。


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2011年8月31日水曜日

日本の総理大臣に思う事

総理大臣がまた変わった。今度は野田佳彦さん...って私的には誰それ?って感じの人なんだけど、頑張ってほしいものです。こればかりは、やってみなければ分からないと私は思ってる。

しかし日本の総理大臣はよく変わる。

今の若い人、例えば20代前半ぐらいの人とかにとっては子供の頃は小泉さんが総理大臣で、その後は毎年総理大臣が変わってるから、この傾向は最近のものって思ってる人もいるような気がするけどどうなんだろうか?

ちなみに私が総理大臣という言葉そ理解できるような年齢になったころ、中曽根さんが総理大臣だった。

私の名字は結構ありふれてるから、この「中曽根」って名字に子供ながらにインパクト大だったため結構記憶に残ってる総理大臣の一人ではあるのだが、この中曽根さんもそこそこ長く総理大臣をやっていて、その後、小泉さんまでどの総理大臣も短命でせいぜいもって2年ぐらいっていうイメージがあるから、日本の総理大臣はすぐ変わるものっていうのはそのころから変わっていない。

ちなみに、中曽根さんから小泉さんまでの間に2年以上総理大臣だったのは海部さと橋龍さんの二人だけ。(ところで、私の中では橋本龍太郎って「橋本さん」っていうよりは「橋龍さん」って感じなんだよなぁ。)

個人的に悔やまれるのが、もう少しで2年というところで他界されてしまった小渕さん。結構いい感じの総理大臣だと思ってたんだけど残念だった。


で、話をもどすけど、日本の総理大臣はよく変わる。


実はこれは世界的にも結構有名なこと。

数ヶ月前(震災のちょっと後ぐらい)に、妙に政治に詳しい友人Wさん(アメリカ人)に会った時に「菅さんまだやめないね。結構ねばるね〜」みたいな事を言われたことがあった。

別にこのWさんのような人でなくても、まぁ、普通にインテリの人達はアメリカ人に限らずどの国の人でも

日本の総理大臣=しょっちゅう変わるもの

っていうイメージを持っている。

でも、これっていつから始まった事なんだろう?

中曽根さん以前のことは私にも、経験として実感がないのでいまいちピンと来ない。


で、ウィキ博士に聞いてみた。そこで分かった事。


日本の総理大臣がよく変わるってのは明治の頃から続く日本の伝統であるという事。実際今まで総理大臣を務めた人は菅さんまでで61人。野田さんは62人目。その中で


連続で二年(730日)以上総理大臣をやった人....20人


で約三分の一だけ。(私の数え間違えが無ければ)

さらに、


連続で三年(1095日)以上の人....9人


でも、なんか大昔は伊藤さんとか大隈さんとか松方さんとか桂さんとか西園さんとか、歴史の教科書に載ってるような人やいまいち聞き慣れない人が総理大臣の座をローテション?してたりもする。

そんな理由で、そんな大昔のことはいまいち参考にならないから昭和以降に限ってみると、総理大臣になった人の数は46人。その内、


一年(365日)以下でやめた人....20人


半数近くは一年以下。

ちなみに、最近の阿部さんは366日で、ぎりぎりセーフ。(閏年だったらアウトだけど。)福田さんは365日でぎりぎりアウト。

あと有名な犬養さんはたった156日。やっぱ殺されちゃったから有名になっただけなんだろうか?

とにかく、こう考えると小泉さんは凄かったんだなぁ〜〜ってしみじみ思った。

はてさて、野田さんはいったいどのくらい保つんだろうか?

私の予想は1年もてば良い方かと...。



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2011年8月22日月曜日

今日から新学期

今日から新学期が始まった。

なんか毎回学期の初めには同じことを書くようだけど、授業を行う上で新学期最初の授業はものすごく重要なのだ。だから毎学期、初日の授業はいつも緊張する。

もう、何年間もアメリカの大学で教えているのに、新学期の初日はいつもこういう気持ちになる。これは多分、今後何年間たっても変わらないように思える。

そんな「初日」も無事終了。

今日は疲れた〜〜。


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2011年8月17日水曜日

アメリカに帰ってきました

という訳で、皆さん、ご無沙汰です。
アメリカに無事戻って来ました。そして新しい職場であるミズーリ大学コロンビア校のあるミズーリ州コロンビア(って大学と町の名前がそのまんま一緒なんですけど)への引っ越しも完了し、来週から新学期が始まります。

しかし、日本には2ヶ月いたけど、結局、義兄さんの始めたラーメン屋の手伝いばっかしてたwww

そんな訳で、本職の方は、ほとんど何もせずに夏休みが終わってしまった。

でも、ラーメン屋の開店前後にその手伝いをしながら、なんか色々な経験が出来た。ラーメン屋のこととか色々学んだ気もする。数学者に関係なく、そんな経験をしたことがある人なんてほとんどいないとおもうから、それはそれでかなり貴重な経験が出来たと思ってる。

まぁ、とにかくそんな感じで、ある意味充実した夏休みではあったのだが、アメリカにも戻ってきたし、再び数学者としての日々を再会することにする。


ブログも再会しますので、ちょくちょく、チェックしてくださいませ。


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2011年6月3日金曜日

日米体罰比較

約一年半ほど前に、実にくだらないガンダム記事を書いてしまったことがあったが、そんなくだらない記事をくだらないままにしておかないために、ちょっと書いてみようと思う。

まず、このガンダム記事で取り上げたアムロ君とブライト中尉のやり取りを復習。

ア:殴ったな!!
ブ:殴ってなぜ悪い!?
ア:親父にだって殴られたこと無いのに!!
ブ:それが甘ったれなんだ!!殴られずに一人前になったヤツがいるとでも言うのか!?


実に時代錯誤なやり取りではあるが、私自身はそんなガンダムの話が作られたほんのちょっと後から日本で学校教育を受け始めたのだが、私が小学校入学当時、学校内には余裕で体罰が横行していた。


私が入学したのは1年2組。担任はB先生(♂)。悪いことをしたら、この先生は長さ50センチぐらいで、断面が3センチ×1センチぐらいの木の棒とういか角材を持ち出し、お尻をバチ〜ンと叩く、といった感じの体罰を当たり前の用に行なっていた。


この体罰は「お尻ペンペン」というそのまんまの名前で呼ばれており、これに使われた棒は「お尻ペンペンの棒」というこれまたそのまんまの名前で呼ばれていた。


この「お尻ペンペン」、基本的にクラス全員の前で、見せしめのごとくに行われることが多く、食らった時も痛いが、そのあと自分の席に座ると、お尻にまた別の痛みが走るというものだった。一度で二度痛いのがお尻ペンペンだった。


そして、この「お尻ペンペンの棒」は普段は子供たちの手に届かぬようにと、掃除用具入れの上に置かれていた。




さて、ではアメリカではどうか?



意外と知られていないようにも思えるのだが、アメリカの教育現場において、体罰は日本以上に厳しく禁じられているのだ。


だいぶ以前、とあるアメリカ人の友人とこのことについて話したことがあるのだが、この友人は小学校から高校までの間、先生が生徒に手を挙げたのを一度だけしか目撃したことがないらしい。


その一度というのは、高校時代に先生が生徒をひっぱたいたというものらしいのだが、なんと、その先生はその日で解雇され次の日から学校には来なくなったとのこと。


ちなみに、この友人というのは私より7歳ぐらい年上であるため、それを考えるとだいぶ以前からアメリカの学校では体罰が厳しく禁じられていたことが分かる。


私もそれ以来、注意して見ているのだが、たまにではあるが、生徒に体罰を振るい解雇された学校の先生の話がテレビのニュースで取り上げられることがある。


で、私の方はというと、大学で教えているので、基本的にこの辺のこととは無縁なことは言うまでもないのではあるが。




でも、話をガンダムにもどすと、よくよく考えるとアムロ君とブライト中尉は生徒と先生ではなく、地球連邦軍という軍隊の部下と上官。(と言ってもマニアックな厳密なことを言えば「ぼくだって軍人じゃない!!好きでガンダムに乗ってる訳じゃないんだ!!」っていうアムロ君の台詞もあるが。)


とにかく、アメリカ軍ではどうかというと、上官の部下に対する体罰もそうとう厳しく禁じられており、もしそのようなことがあれば、上官にはかなり厳重な処罰が下されるのだ。




さて、話を日本に戻すが、もちろん、私が小学校教育を受けたのは、もう遥か遠い昔のこと。もちろん、現在では「お尻ペンペン」のようなことが行われることなどあり得ないのは言うまでもないかもしれないが。


実際、私が小学校の時、学年が上の方に上がった時(正確な学年は忘れてしまったが)、このB先生が再び1年生のクラスの担任になったことがあった。


で、ある時なんかの用事で私と友人の何人かが放課後にB先生の教室に遊びに行ったことがあったのだが、その時、掃除用具入れの上をみたら、そこにはかつて1年2組の生徒たちを恐怖の底に陥れたあの「お尻ペンペンの棒」の姿が無かった。


私と友人たちは無邪気に「お尻ペンペンの棒」はもう無いのかとB先生に聞いてみたところ、「今年の一年生はみんなと違っていい子ばかりだから、お尻ペンペンの棒は必要ないんだよ」といった答えが帰ってきたのを今でも覚えている。


子供ながらに、なんか怪しいとも思ったが、まぁ、そうなのかぁ、とその場では納得した。が、今思えば、体罰に対する風当たりが強くなる時代の流れの中で「お尻ペンペンの棒」は封印せざるを得なくなっていたのだろう。




とこんな感じで、日本でも現在では体罰は厳しく禁じられているが、それでもアメリカほどは徹底してないようにも思えるのだが、どうであろうか?




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2011年5月26日木曜日

冬の奇跡

この冬、私に一つの奇跡が起きた。





な、なんと!!







風邪を引かなかった!!







これは私にとっては奇跡に近い。そう、私は子供のころから風邪を引きやすい体で、冬などは毎年確実に最低一回は風邪を引いていた。

子供の時はそれが理由で学校が休めたから特に問題は無かったのだがww、さすがにこの年になってそんなことも言ってもいられない。



特に今年は、就活とかあるから、風邪は引きたくなかった。



そこで、風邪を引かないために、毎日あることを徹底して行ったのだ。





そのあることとは?













という訳で、この続きは次回に













というのは嘘で、毎日行ったこととは、







手洗いと喉のうがいを徹底する





という、実に基本的なものだった。でも、かなり徹底的に行った。毎日毎日、外から帰ってきたときはもちろん、大学の中でも、かなり気合い入れて。


そしたら、風邪を引かなかった。


このおかげで風邪を引かなかったのか、たまたま引かなかっただけなのかは定かでは無いが、私が風邪を引かなかったのは最初にも書いたように奇跡に近い。多分このおかげだと思う。冬の終わった今でも、手洗いとうがいを同様に徹底して行っている。このままいつまで風邪をひかないか、ちょっと見物である。


でも、こんな基本的なことで風邪を引かないなら、もっと前からやっときゃよかった。


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2011年5月19日木曜日

日米大学比較〜一般教養

皆さん、こんにちは。今日は、日米大学比較シリーズです。このシリーズも今回で10回目になりました。で、今回は一般教養について。

日本の大学で一般教養は通称「般教」。アメリカではGeneral Educationと呼ばれており通称"GE"。

日本のほとんどの大学でもやはり一般教養科目を履修することが義務づけられており、アメリカでも基本的に全ての大学でGEの授業をある一定の単位数履修する必要がある。

が、日本とアメリカにおいては、この一般教養の意義やそのあり方に大きな違いがあるのだ。


日本の場合


最近では、日本のでは一般教養のあり方も変わってきて、以前(私が学生だった頃)よりもだいぶ一般教養の要求量も少なくなってきたと聞くこともあるし、また、各大学ごとによっても結構異なったりもするようなのではあるが、概して言えることは、「一般教養科目」として専門科目とはいわば「別枠」になっているのが基本のように思える。

つまり、「一般教養の社会学」とか「一般教養の心理学」とか「一般教養の数学」のような感じで。

また大学によっては「教養課程」なるものが独立に存在する所もある。

さらには、前回書いたように日本の大学には総合大学でない大学も多数存在する。そのような大学では、一般教養科目自体も、各学部や学科ごとにオファーされることも珍しくない。

例えば、私は日本の大学では工学部だったのだが、一般教養の授業などは酷いものだった。社会学とか心理学とか経済学とか、工学部生向けの一般教養の授業ああり、そのような(かなり少ない選択肢の)中から、いくつかを選択して履修するというものだった。

さらには「一般教養課程用の教員陣」みたいな人たちがいて、このような人たちが一括して一般教養の授業を担当したりしていた。

当然、授業を受けてるのも全員工学部の学生。そのため(全員では無いにしても)多くの学生はほとんど興味もなくただ必修させられる。

そのため、教える教員の方も(全員では無いにしても)やる気がない。今思えばのことなのだが、工学部生向けの一般教養の授業なんて担当したくないけど、大学教員としての職を見つけるのは極めて大変(そのことは現在の私には痛いほどよく分かる)だし、そんな中、なんとか得られた職だから「背に腹は代えられない」ぐらいの気持ちで仕方なく教えていたのでは、と思える人たちも沢山いたように思える。

そんな状況下で、教員のやる気無さが、学生のやる気無さをさらに拍車をかけ、それがさらに、教員のやる気無さを加速させる。そこにあったのは、絵に描いたような悪循環であった。

結果として、ほとんどの学生にとって、一般教養の授業など無意味なものであったように思える。


アメリカの場合


では、アメリカではどうなっているか?

そのことを見ていく上で、2点ほど頭に入れておくべきことがある。まず前回に書いたようにアメリカの大学は基本的に全て総合大学であるということ。そして、だいぶ以前に書いたように専攻分野は大学に入学してから徐々に決めていくという制度になっているということ。

そのような中で、一般教養(GE)というのは、もちろんその名のごとく一般的な教養を身につけるためでもあるのだが、それだけではなく、GEの授業を通して、各学生が自分に適した分野を決めていくためのものでもあるのだ。

そのため、GEの授業も「特別枠」のようなものがあるのではなく、各分野の入門レベルの授業がGEの単位としてカウントされる制度になっている。

例えば、経済学でGEの単位を取りたければ、経済学部で開かれる授業のレベルの低い、つまりcourse number(参照記事)の低い授業を履修することになる。

そのような状況だから、GEとしてカウントされる授業を履修すると、実にいろいろなタイプの学生がいることが分かる。経済学の授業であれば、これから経済学を専攻又は副専攻しようと考えている学生もいるし、そこまでは考えてないけど、とりあえずGEの単位にもなるし面白そうだから、と考えてい履修する学生もいる。もちろん、大して興味も無いけど、GEの単位のためだけに履修する学生もいる。

でも、私の学部時代の一般教養の授業とは異なり、興味も無いのに無理矢理履修させられているような学生は一部であるために、上で述べたような悪循環は基本的に起こりえないように思える。

また、担当する教員も「一般教養用の教員」のような人がいるのではなく、各学科の教員が持ち回りで担当したりするのが普通だったりする。ただ、大きな大学だと、たまに大学院生がこれらの授業を担当することもあるのではあるが。

いずれにしても、私が思うことは、アメリカのGEのシステムは「大学に入学してから、色々な授業を履修することを通して、徐々に専門分野を決めていく」というアメリカの大学のシステムの中で、重要な意味を持っているように思える。


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2011年5月13日金曜日

出張記のおまけ

前回の出張記の続き。

研究集会は日曜の午前中で終わりだったため、日曜の午後がフリーになった。人によっては、その日のうちに帰路についたりしたのだが、私はというと、せっかくBaltimoreに来たのだから、これを利用して近くに住む友人とあうことに。

その友人とは、以前にこのブログで登場した私の大学院時代の親友のJames。彼が住むワシントンは出張先のBaltimoreから1時間程度のところなので、この日の午後に会うことに。


が、


なんと、直前になって急な仕事が入ったらしく、この日は会えないとのこと。


残念だけど、仕方が無い。


でも、急な仕事って何だろう?


前回、彼を紹介した時に書いたように、彼はいま、アメリカ大統領直属の諜報機関であるNSA(国家安全保障局)で働いている。


ん?まてよ。


NSA?大統領直属?諜報機関?


そうだ!!


きっと、先日アメリカ軍がビンラーディンのあじとから持ち帰ったハードディスクの内容解析でもやってるに違いない。



そうだ、きっとそうに違いない。



そうか〜、世界平和の為なら私との約束など大して重要で無いはずだ。そういうことにしておこう。



そんな訳で、この日の午後は完全に空きになってしまった。特にやることも無いので、Baltimoreをぶらぶらすることに。


ということで、BaltimoreのInner Harborの写真をどうぞ。













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2011年5月4日水曜日

キャンパスで見つけたちょっとカッコいいもの

なんかこういうのって、昔、戦隊ヒーローもので見た感じがする。



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2011年4月25日月曜日

夏休みの予定

今年の夏休みは、ビザ申請の関係で、なんと、日本には、6月9日に帰り、8月8日までいることになった。

丸々二ヶ月間。

って、そんなに日本にいて、いったいなにするよ?



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2011年4月18日月曜日

日米大学比較〜総合大学と単科大学

今回は日米大学比較シリーズ。

総合大学と単科大学に関して書くことにするが、このことは日米の大学で大きな相違点の一つでもあると、私はつくづく思っている。


日本の場合


日本の場合、大学によっては総合大学の所もあるし、単科大学の所もあるし、また、その中間みたいな場所もあり、かなりいろいろなパターンがある。

東大や京大、早稲田や慶応は言うまでもなく、一般的な大学(日大とか)でも一つの大学が人文、社会、理学、工学、その他もろもろ、文理を問わず一通りの学問分野を有するような大学が基本的に「総合大学」と分類されている。

さらには、これらのような、完全な(?)総合大学とまではいかないまでも、それに準ずるような大学も多数ある。かなり一般的なのは日本で言う「理系」か「文系」の学部・学科のみを有するような大学。理系であれば、東工大とか東京理科大とか、文系であれば一橋大学とか、いわゆる名門大学と言われる大学の中にもこのような大学は存在する。

そして、さらには、単科大学、つまり基本的に一つの分野のみに特化したような大学もたくさんある。東京外語大学とか名門と呼ばれるような大学の中にもある。

もちろん、「単科」とまで言わないまでも、「2、3科」ぐらいの場所もある。「経済学部と法学部だけを有する大学」みたいな感じで。

あと、芸大、音大、医大といった感じの大学も「単科大学」と言えると思う。

と、こんな感じでいろいろなパターンがあるが、残念ながら日本の場合、総合大学であっても、入学の際に専攻学科を決めさせられるのが一般的である上に、入学後にその変更も難しく、授業の履修も、各学生の所属学科によってかなり限定されてしまう場合が多いため、結局、「学部・学科が異なれば別世界」的なところがある。

さらには、総合大学やそれに準ずるような大学であっても、A学部とB学部はXキャンパス、C学部とD学部はYキャンパス、みたいな感じで、それぞれの学部・学科がいくつかのキャンパスに分散されてしまっている大学も多く、この場合、結局「総合大学」とは言っても、事実上は「複数の学部・学科を一つの大学が経営している」だけになってしまっているようにも思える。

そう考えると、学生にとっては総合大学だろうが、単科大学だろうが、結局あまり差はないようにも思える。



アメリカの場合


アメリカの場合はUniversityやCollegeを名乗るような場所であれば、基本的に全て総合大学であるのだ。


名門と呼ばれるような大学はもちろんのこと、地方にある小さな大学であっても、全てと言っていいぐらい、総合大学なのだ。というか、私はこの例外を聞いたことがない。

そして、さらには、短大であっても、基本的な学部・学科を全て有する総合大学であったりする。

例えば、以前私が、コロラド州へのドライブの帰りに立ち寄った、小さな小さな短大(参照記事)。この短大の名前はCobly Community College。で、この大学のホームページで専攻できる分野のリストをチェックしてみればわかるが、人文、社会、理学、工学はもちろん、農学や、医学や歯学の基礎、さらにはArtやMusicといったような日本だったら芸大や音大にでも行かない限り学べないようなことまで学べてしまうのである。こんな、地平線以外何も無いような場所にぽつんと存在する小さな短大だって、このような感じの完全な総合大学なのだ。

さらに、以前からこの日米大学比較で書いているように、学部・学科の垣根を超えた自由な履修が可能な環境があるため、ただ「複数の学部・学科を一つの大学が経営している」という訳ではなく、学生達は、実に幅広い選択肢の中から様々な分野のことが学べる仕組みになっているのだ。

もちろん、それぞれの学部や学科がいくつかのキャンパスに分散されていることもなく、全ての学部・学科が地理的に同じ場所に存在するのだ。


このような点も日米における大学のあり方の大きな相違点だと思える。


補足

アメリカにおいて例外としては、大学においては法学部と医学部を有さない場所は多々存在する。例えば私が現在所属するPurdueには法学部と医学部は存在しない。が、これはある程度知られている(?)と思うのだが、アメリカでは法学と医学の専門課程は大学院から始まる。これが、いわゆるLaw SchoolとMedical School。そのため、大学によってはLaw SchoolやMedical Schoolを有さない大学も多数あるのだ。が、このことについてはまた別の機会に詳しく書くことにする。


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2011年4月12日火曜日

ついに、乗り換えた

私が一番最初にパソコンを手にしたのは、もうかれこれ15年前の1996年の春だった。

インターネットが世間に流通し始める直前ぐらいのこと。ちょうどWindows95が出た後で、それにつられて(?)買ったのが、最初のパソコンだった。当然、Windows95が入っているやつ。IBMのノートパソコンだった。

それ以来、15年間に渡り、ず〜っとWindows派だったのだが、いい加減飽きたから、というかWindowsの不甲斐なさに愛想をつかしたからMacに乗り換えることにした。

そんな訳で、Apple Storeで、エイッって感じで買いました。

MacBook Air




めちゃ薄。

で、買ってから気づいた事...DVDが使えない...


これだけ薄けりゃ、当たり前か...って、そんなこと買う前に気づけ?



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2011年4月11日月曜日

マスターズを終えて2011

という訳で、マスターズが終わった。

優勝したのは、南アフリカの Charl Schwartzelという、完全なダークホース。誰だよそれ?っていう感じの若手。でも、今回は彼に限らず、若手の活躍が目立ったような気もする。


そして、アマチュアとしては日本人初のマスターズ出場となった松山英樹がなんと予選通過した上に、27位タイで、ベストアマになり、なんと試合後の表彰式に出席するとうい快挙を成し遂げた。


で、テレビに写ってた松山英樹。



試合中も何回かテレビにも映ったし、Tohoku Fukushi Universityという大学名も震災の被害にあった仙台の大学だってことと一緒に紹介されていた。

で、これが表彰式。



大会関係者のトップ二人(向かって右側)と日本語の通訳(一番右の人)意外でこの場に来れるのは前年の覇者と今年の優勝者とベストアマの三人(向かって左側)のみ。松山英樹は一番左側。


日本人としてこの場に来れたのは彼が初めて。


ところで、私の予想はどこまで当たっただろうか?




Dustin Johnson......予想1位、結果38位タイ。


予想外れまくり。優勝争いにすら加わらなかった。もう少し活躍してくれてもよかったのにって思う。テレビにすら全く映らなかったと思う。




Bubba Watson......予想2位、結果38位タイ。


一位に予想した人と仲良く38位タイ。でも、三日目まではそこそこの感じだったのだが、最終日に+6をたたいて一気に順位を落とした。




Lee Westwood ......予想3位、結果11位タイ。


まあまあの成績だった。私の予想も大はずれってほどではないと思う。




Camilo Villegas ......予想4位、結果49位。


かなり残念な結果。ぎりぎりで予選通過してこの結果。




Phil Mickelson ......予想5位、結果27位タイ。


これはかなり予想外の結果。昨年の覇者も今年はいまいちの結果だった。




Tiger Woods ......予想10位、結果4位タイ。


最終日、かなり追い上げた場面もあったのだが、優勝には及ばず。でも、「タイガーすげー」って思えるプレーも結構あったし、何となく復活まで秒読み段階に入った感じもする。




石川遼......予想20位、結果20位タイ。


予想的中!!!しかも、初の予選通過。マスターズ出場3回目にして初。毎年少しずつ進歩している感じがするし、もしかしたら彼が優勝するのも時間の問題かも。




Sergio Garcia ......予想30位、結果35位タイ。


私の予想とかなり近い結果となった。やっぱこの人は結局このぐらいのレベルの選手なんだろうなぁ〜、と思ったりもする。




Ernie Els ......予想35位、結果47位タイ。


この人も今年はいまいちの成績。何となく、彼はマスターズとは相性が悪いのでは?と思っている。




Vijay Singh ......予想50位、結果予選落ち。


やっぱ、年齢的に彼の勇士を見ることはもう無いような気もする。




Retief Goosen ......予想予選落ち、結果予選落ち。


予想を書いたとき、彼には「予選落ちしてもらうことにしました」って偉そうに書いたら、本当に予選落ちだった。という訳で、予想的中。




とまぁ、こんな感じの結果になったけど、上位陣の予想は外れまくりだったけど、それ以外はそこそこいい感じの予想だったようにも思えるけど、いかがなものだろうか?


では、また一年後予想を書きたいと思います。




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2011年4月9日土曜日

数学者の平凡な一日~マスターズのある週末

マスターズもいよいよ残り一日となった。はたして私の予想はどこまで当るのだろうか?今のところ...ううむ。

でも、マスターズは一日でスコアーを大きく崩したりする選手も多く、順位の変動もそれないに大きいから、最後まで目が離せないのだ。

ところで、今日は久しぶりに「数学者の平凡な一日シリーズ」。


10:00~11:00 10時起床。数学者の朝は相変わらず遅いww。しかも起きてから30分ぐらいはベッドの中でだらだらとiPhoneでメールチェックしたり、新聞読んだり。でも、10:30ごろいい加減ベッドから出てきて、コーヒーとシリアルで軽く朝食。

11:00~1:00 いつもなら、朝食の後はシャワーなのだが、今日はシャワーを浴びずいきなり仕事。数学者に休日は無い。って、仕事って言っても数学の研究だから、趣味とあんまり変わらないのだがw。

1:00~2:00 昼食。蕎麦を茹でた。

2:00~3:00 再び研究。と言っても、マスターズの経過をネットで見ながらだけど。

3:00~3:30 シャワーを浴びた。

3:30~7:00 マスターズをテレビで観戦。

7:00~8:30 夕食。作るのめんどくさかったから、外で食べた。その帰りスーパーでちょっと買い物。

8:30~12:00 再び研究の時間。と言っても、大半はベッドに横になりながら論文を読みふけってただけだけど。

12:00~12:30 ちょっとネットを徘徊して、今ブログを書いてる。

12:30~ これから眠くなるまで、再び論文を読み続ける予定。



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2011年4月6日水曜日

マスターズ順位予想2011

今年も、この時期がやってきた。
ゴルフの祭典、マスターズが明日から始まる。

今学期の前半は出張ばっかで、そのしわ寄せで、今、結構忙しくて、こんな記事を書いている場合でもないのだが、やっぱマスターズ予想をやらない訳にはいかない。って、ここまで書いて、去年のマスターズ予想を読み返してみたら、去年も同じような書き出しだったことに気付いたwww。


まぁ、とにかく、今年も私が注目している選手の順位予想をしてみようと思う。


Dustin Johnson......1位

今年の一位予想はこの人。一昨年辺りから台頭してきた若手注目株の一人。去年はUSオープンと全米プロの二大会でかなり良いところまでいって優勝を逃した経験の持ち主。特に去年の全米プロの最終ホールは...あれが無ければ、って誰もが思うような形で優勝を逃した。って、何があったの?って思っている人は、ネットで適当に調べてくださいませ。そんな不運があったにも関わらず、試合後は笑顔で「自分のプレーに満足してる」ってな感じの事を清々しく言ってのけた事で、高感度が急上昇した選手。そんな訳で、ガンバレDustin!!


Bubba Watson......2位

去年の後半あたりから好調を維持している彼が私の2位予想。ゴルフには珍しい左打ちの選手。サウスポーはミケルソンだけじゃない、ってところを見せてくれるような予感がしている。でも、これはちょっと大穴狙いな予想ではあるが。


Lee Westwood ......3位

タイガーが不調の真っただ中にいる最中、タイガーから最初に世界ランク1位の座を奪ったのが彼だった(確か私の記憶では)。現在でも世界ランク2位。去年はマスターズと全英オープンで2位に入る好成績を残しているだけに、このぐらいには入ると思う。


Camilo Villegas ......4位

私は毎回上位に予想している彼ではあるが、マスターズに限らず、いまだにメジャー大会ではあんまり活躍してるところを見たこと無い気もするが。でも今回も期待をこめてこのぐらいに予想。


Phil Mickelson ......5位

昨年の覇者。でも、実は、昨年はマスターズで優勝した以外は彼は不調の年だったのだ。タイガーの絶不調の陰に隠れて、いまいちその不調ぶりが目だってなかった感じもするが。でも、今シーズだいぶ調子を上げてきて、先週の試合では見事優勝。でも、さすがにマスターズ二連覇な無いだろう。ということで、このぐらいの順位が妥当だと思う。


Tiger Woods ......10位

今年のタイガーは10位ぐらいだと思う。でも、これでもかなり期待を込めた予想。本人は調子は上がってきていると言ってはいるのだが、先々週の試合を見る範囲では、せいぜいこのぐらいだと思う。

ところで、私の友人の一人が最近離婚する事になったのだが、この友人にこの前会ったのだが、精神的なダメージが相当大きいというのがすぐに分かった。やばいぐらいの大きさ、って感じだった。

プレーヤーの精神力が大きく成績を左右するゴルフというスポーツにおいて、いくらタイガーでも離婚のダメージからそんな簡単には立ち直れないと思う。


石川遼......20位

今年こそは、マスターズ初の予選通過で、20位ぐらいには食い込んでくる予感がする。


Sergio Garcia ......30位

この人も、ず~っと、ず~~っと、注目株の一人なんだけど、全然優勝する気配がない。でも、毎年出場資格を得ているから、細々と生き残ってる選手になり下がってしまった感じもする。とにかく私の予想はこのくらい。


Ernie Els ......35位

この人もまた、いまだに優勝経験のない「万年注目株」の一人。今年はこのくらいだと思う。


Vijay Singh ......50位

もう年齢的に優勝争いはきついと思う。でも、予選通過はするかなぁ~、ぐらいの感じ。


Retief Goosen ......予選落ち

今年はこの人に予選落ちしてもらうことにしました。これは結構大穴予想。


とまぁ、こんな感じで、予想してみましたけど、果してどうなる事やら。



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2011年4月4日月曜日

日米大学比較~二重専攻と副専攻

超久々に日米大学比較シリーズです。前回から何と、約4ヶ月間ぶりになってしまったが、とにかく、日米大学比較シリーズはまだまだ続きます。

まずは、前々回書いた日米の授業履修システムについてのおさらい。

基本的に日本においては、各学生の所属学科と学年によって履修できる授業が決まっており、その中から授業を履修してくシステムになっている。

それに対しアメリカでは、各授業ごとにprerequisiteと呼ばれる、その授業を履修するための必要条件見たいのが決められていて、それさえ満たせば、専攻分野や学年などに関係なく誰でもその授業を履修できるシステムになっている。例えば「線形代数2」の授業を履修したければ「線形代数1」がprerequisiteとなっていてそれさえ満たせばOKみたいな感じで。


このことを頭に入れた上で、今回の日米大学比較は「二重専攻と副専攻」について。


日本の場合

日本の大学のみを知る人はそのもそのこの「二重専攻」とか「副専攻」って何?って思った人もいるかもしれない。そう、日本の大学にはそもそもこのような制度は存在しないし、そんな概念すら無いようにも思える。

基本的に「二重専攻」は二つの異なる分野を同時に専攻することで、「副専攻」とは専門分野以外に、別の分野を専門とまでは言わないまでも、ある程度のレベルまで修めること、とでも言えばよいだろうか。

そして、アメリカにおいては二重専攻も副専攻も一般的に行われている事なのだ。

という訳で、

アメリカの場合

二重専攻は英語でdouble major。副専攻はminor。

では具体的にこれらはどのように行われるかを以下に書こうと思う。

まず、一番初めに書いたように、アメリカの大学における授業履修はprerequisite制とでも呼べる制度になっている。そう、ただ授業を履修するだけなら、prerequisiteさえ満たせばどの学生でもその授業を履修できてしまうのだ。

で、基本的にアメリカの大学で各分野で学士号を取るというのは、各学科ごとに決められた卒業に必要な授業で単位を取るということで、prerequisite制というシステムの中では、上手くやれば二つの異なる学科で卒業に必要な単位を取ることだって十分に可能になる。これがdouble majorと呼ばれているものである。

つまり分かり安くいえば、単に二つの分野で卒業に必要な単位を取れば、二つの分野で学位がもらえるってこと。

また、さすがに二つ専攻ってのはちょっとしんどいけど、学位認定までとは行かなくても、その半分ぐらいまで取れば、minorという形で学位におまけのようなものが与えられる。これが副専攻。厳密には、各学科ごとにminorを取るための条件は具体的に決められていて、別に正確に「専攻の半分」って意味では無いのだが、まぁ、感覚としてそんな感じって事。


基本的にはアメリカの大学における自由な履修システムの中でこそ可能な制度のようにも思える。


ところで、二重専攻というからには、通常の倍の単位を取らなければいけないのか?と思うかもしれないけど、基本的には、例えば一般教養の単位はどの専攻でも共通だったり、また、ひとつの授業が二つの分野の学位に必要な単位としてカウントされる場合も多々ある。

例えば、数学の必修科目の授業のいくつかは物理の選択科目単位としてもカウントされる、みたいな感じで。

そのため、上手く授業を組み合わせて行けば、二重専攻と言っても、実際に必要な合計単位数は、専攻が一つの場合よりも少し多いぐらいで収まることも多々あるのだ。

特に、二つのある程度近い分野(例えば数学と物理とか)を二重専攻、又は、片方が主専攻でもう片方が副専攻、みたいな感じにすれば、二重専攻や副専攻は、かなり可能になるし、実際、多くの学生が行っていることなのだ。

典型的な、二重専攻や主専攻と副専攻の組み合わせは、数学がらみで言うと、

数学と物理、数学とコンピュータサイセンス、数学と経済学、数学と哲学、数学と心理学、数学と生物学

といった辺りがよく見かける例だと思う。


でも、この理屈で言えば、二重専攻どころか三重専攻や四重専攻とか、副専攻を2つや3つ、なんてことも可能になるのだが、実際問題として三重専攻以上はさすがに(4年以内で卒業することを考えたら)無理だろうし、また大学が(授業を履修するだけなら自由だが)学位を出すという点においては三重専攻は認めていない場合もある。

が、私の友人で一人、学部時代、なんと数学と哲学と化学の三重専攻をしたという人がいるから、三重専攻も不可能ではないようにも思える。ちなみにこの友人はその後、Yale大学の大学院(数学)に進みPh.Dを取得したほどであるから、彼がいかに優秀で勤勉な人物かが良く分かる。

また、副専攻を2つというのは、意外と可能で、たまにそういう例は見かけたりはする。


以上のような感じで、二重専攻や副専攻が行われて行くのだが、この事からも、アメリカの大学のシステムって、日本とは比べ物にならないぐらい自由で柔軟性に富んでいる事が分かる。


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2011年3月31日木曜日

ミズーリ大学

皆さん、こんにちは。

就活話(参照記事)の続きです。

前回、Mi大学からオファーがあったことを書いたけど、結局そのオファーを受けることになりました。

で、Mi大学って、University of Missouri at Columbia(ミズーリ大学コロンビア校)のことです。

ちなみに、コロンビアって言ってもあの有名なコロンビア大学とは何の関係もないのでご注意を。ミズーリ州のコロンビアっていう町にある大学だから、こう呼ばれているだけです。

ミズーリ州って、アメリカのちょうど真ん中あたりにある州なのだが、なんと、この前の夏、コロラドまでの長距離ドライブ旅行の帰りに通って、ドライブ記でも書いた州(参照記事)なのだが、まさかその州でポジションを得ることになるとはその時は思ってもみなかった。

面接の詳しい事とかはそのうちにでも書くことにするけど、とにかく数学者への道で書いた第4ラウンドであるTenure TrackのAssistant Professorまでコマを進める事が出来ました。

と言っても、数学者への道は全7ラウンド。第4ラウンドなんて、まだまだ中間地点。こんなところで、浮かれてもいられないのではあるが。先はまだまだ長い...


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2011年3月30日水曜日

出張記~アイオワ大学

この前、ドイツへの出張について書いたけど、実はドイツから帰ってきた次の週も出張に行ってきた。

行った場所はアイオワ大学(University of Iowa)。AMSの研究集会があったので、行ってきた。

ところで、研究集会って基本的には講演会のことであるため、そのような集会に行く目的は、基本的に自分が講演をしたり、他の人の講演を聞いたりする事であるのは言うまでもないのだが、それ以外にも重要な目的がある。その目的とは


研究集会という場を利用して、共同研究者と研究の打ち合わせをする事


であったりする。

数学の研究は自分一人でもできるけど、さまざまな理由により他の人と一緒に研究する(共同研究)こともしばしばある。

そして、研究集会には色々な場所から、数学者が集うため、それを利用して、研究仲間と現在進行中の研究を進めていったりするのだ。

私は最近、アイオワ大学のポスドクの一人と一緒に研究を始めたため、その打ち合わせが主な目的で、アイオワまで行ってきた。

そんな訳で(?)、アイオワ大学のキャンパスのどっかの写真をどうぞ。






写真だといまいち分からないけど、私のいるPurdueのキャンパスよりも数ランク上って感じがするキャンパスだった。

ところで、このアイオワ大学って、Iowa Cityというアイオワ州の真ん中にある小さな町にあるのだが、大学のキャンパスとIowa Cityのダウンタウンは隣接していて、町の感じもかなり良い感じだった。この点でも、PurdueのあるWest Lafayetteとはかなりランク差を感じた。

そんな訳で、Iowa Cityの町並みをどうぞ。って2枚しか写真取らなかったけど、もっと取ればよかった。






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2011年3月24日木曜日

これから、

震災から2週間。

アメリカにいるため、入ってくる情報は断片的なものでしかないが、被災地の人達はものすごく大変な思いをしていることは分かるし、被災地から離れた東京や私の実家のある埼玉の人達にだって影響は広がっているはずとも思う。

でも、ニュースや新聞やネットからの情報を見る限りでは、原発事故は峠を過ぎた感じもするが、どうなんだろうか?

そんな中、私に出来ることと言えば...と考えてみたが、思いつくのは募金することと祈りをささげることぐらい。

そんな訳で、アメリカ赤十字を通して、少しばかりではあるが募金をした。ちなみに、イチロー選手は1億円ほど募金したそうだが、それに比べれば微々たるものなのだが、気持ちだけでも被災者の方に届けば、と思っている。

でも、やはりこのような事が起こったときに一番重要なことは少しでも早く日常を取り戻すことにあると思う。

そんな理由により、これから、このブログも以前のように続けて行くことにした。

とりあえず、書かなければいけない事は、就職活動の事と、日米大学比較の続き、といったあたりであろうか。




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2011年3月10日木曜日

シュヴァルツヴァルト

そんな訳で、現在ドイツに出張中です。

実は今来ている研究所はあの有名なシュヴァルツヴァルトにある。で、この手の研究集会ではかならずと言っていいぐらいに、半日ほど「遠足」がある。数学者がそろってぞろぞろとハイキングとかに行ったりするw。

別に、強制参加って訳ではないのだが、別に他にやることもないので、私は基本的に参加する事にしている。

そんな訳で、シュヴァルツヴァルトのどっかを写真でどうぞ。











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2011年3月8日火曜日

今、ドイツ

今、ドイツの田舎にあるMathematisches Forschungsinstitut Oberwolfachという研究所に来ています。

とりあえず、時差ぼけです。



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2011年3月2日水曜日

ついに、歯列矯正も...

私は、歯列矯正をやっているのだが(詳しい事は歯列矯正ブログ30代男の歯列矯正 In USAを参照)、ついに昨日、歯列矯正が基本的に終了した。

そう、あのものものしい矯正器具から解放され、一応、歯列矯正も一段落とうい感じになった。

と言っても、完全に終わった訳ではなく、これからは「保定期間」に入ることになった。簡単に説明すると、矯正をして歯並びを直しても、そのままにしておくと、徐々に歯が元の位置に戻って行ってしまうらしく、それを防ぐためのリテーナーと呼ばれている「後戻り防止装置」をしばらく付けていなければならないのだ。

ちなみにこれがそれ。


入れ歯の出来そこないみたいな感じの装置。これは上の歯用。下の歯は、歯に直接接着してあるから、写真はここでは無し。

細かい事は歯列矯正ブログにそのうちアップするから、(興味のある人は)そちらの方もこまめにチェックしていてください。

ところで、矯正装置が外れたお祝いに、歯医者さんがシャンペンをくれた。


今夜はこれで祝杯。


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2011年2月28日月曜日

ついに...

2月も最終日になってしまった。気が付いたら、今月はこれが最初で最後のブログ更新となった。

皆さん、ご無沙汰でした。

今月は面接とかその他のことで忙しすぎた...


が、


ついにオファーが来た!!


とにかく、面接に行ったのは合計5校。その内わけは

A大学
B大学
Mc大学
Mi大学
N大学

って、正確な大学名は今は内緒。でも、これ全部大学名の頭文字なので、適当に予想してみてください。

で、これらの5校の今のところの戦績はというと、

A大学  結果待ち
B大学  不採用
Mc大学 不採用
Mi大学 今日オファーが来た
N大学  結果待ち

でも、N大学からオファーが来たとしても、Mi大学の方を選ぶのは確実なため、明日にでもN大学の方に断わりのメールを出す予定。

後は、A大学の結果待ち状態で、仮にA大学からオファーが来たら、オファーの内容次第ではA大学に行くことになると思うし、そうでなければ、Mi大学のオファーを受ける事になると思う。

いずれにしても、以前書いた数学者への道の第四ラウンドであるTenure TrackのAssistant Professorに進める事が確定しました。


そんな訳で、一応、就職活動も一段落って感じがするので、これからはもう少し頻繁にブログの方を更新していこうと思います。

って言っても、今週の土曜日から研究集会で一週間ほどドイツに行く予定が入っているのではあるが...。


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2011年1月29日土曜日

明日から、またまた面接

そう、また明日から出張という名の面接に行ってきます。これが、3校目となります。どこの大学かはまだ内緒。

数学者の就活のこととか、面接のこととか、そのうち(というか就活が終わったら)詳しく書こうと思いますので、期待(?)して待っててくださいませ。


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2011年1月24日月曜日

明日からまた出張

という訳で(?)、明日からまた出張です。今度は別の大学で、先週と同様の面接です。

気合いを入れて行って来たいと思います。


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2011年1月15日土曜日

明日から出張

明日から、ちょっくら出張に行ってきます。

と言っても、今回の出張は、出張と言うよりは、面接です。

以前書いた数学者への道の第四ラウンドに進むべく、その面接の第一弾です。どこの大学かは今は内緒。

もしかしたら「面接記」を書くかもしれない...気が向いたら。


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2011年1月14日金曜日

帰国中の出来事

12月某日。

この日は、大学時代の友人3人と飲みに行く事になっていた。



が、


3人の内なんと2人が風邪でダウン。残念だったけど、仕方がない。という訳で、風邪をひかなかった友人1人とだけ会うことに。


そして、せっかく日本に帰ってきてるのだからと、気合いを入れて、こんなラーメンを食べた。


超大盛り。でも、全部食べられなかった。美味しかったけど。多分、二十歳ぐらいの時だったら、余裕で完食できたとは思うんだけど、やっぱ、年をとったんだなぁ~、と思ったりもした。



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2011年1月11日火曜日

今日は雪

昨日から新学期が始まった。
いつもの事だけど、学期の一番初めの授業は緊張する。多分、これから何年大学で教え続けてもこの事は変わらないように思える。

ところで今日は朝から雪が降ってる。私のアパートのリビングからの写真。


今日(火曜日)は授業の無い日なので、別に大学に行かなくても良い上に、食料も十分確保してあるから、一日家にこもってても問題無いのだが、ちょっと行きたいところがあるんだよなぁ~。どうしようかなぁ~。


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2011年1月6日木曜日

アメリカに帰ってきました

お正月休みを日本で過ごしましたが、昨日の夜中にアメリカに帰ってきました。

で、

体重計に乗ったら、なんと、


体重が1.5キロ増えてた!!!


なんで体重が増えたんだろう??謎だ。

日本で太るようなことは何一つやってないはず。

日本でしたことと言えば、美味しいものを沢山食べて飲んで、ゴロゴロしながらくだらないテレビ番組を見てヘラヘラ笑ってただけなのに....



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