2009年6月16日火曜日

夏期講習

今週から大学の夏期講習が始まった。

そう、アメリカの大学と日本の大学の違いの一つは、アメリカには夏休み中に夏期講習(Summer School)なるものが存在することである。

で、この夏期講習を履修する理由は各学生により異なるが、典型的な理由として、必要な単位を早く取るためや、夏休みも遊び呆けることなく勉強するため、などがあげられる。

基本的に普段の授業と同じものを、一学期間(約3か月)ではなく、短期に集中して行うのである。大体3週間から8週間ぐらい。この辺は大学によっても異なるし、同じ大学内でも各授業によっても異なったりする。

私のいるPurdueの数学科では、基本的にどの授業も8週間に設定されている。

そして、この夏期講習、教えるのは(数学の場合)、なんと





大学院生





であることが結構普通のパターン。私も、大学院時代は結構、夏の授業を教えたりした。

でも、院生だけでなく、教員も教えたければ教えさせてもらえる。あまりやりたがる人はいないのだが。そして、私はこの夏は授業を一つ教えることにした。これで約二か月分の給料がもらえる。しめしめ。


ところで、このアメリカの大学における夏期講習って、どことなく日本の予備校の夏期講習とシステムが似ている感じがする。

というのも、夏の講習はその大学の学生だけでなく、一般に開放されているのだ。そのため、他の大学の生徒も受けに来る場合もあるし、学生でない人が趣味(?)で受けにくることもある。

私もかつてSFSU(サンフランシスコ州立大学)の学生だったころ、バークレーで夏の授業を履修したことがあった。かれこれ10年ほど前のことである。

そして、さらに、なんと、夏の授業には時として、高校生が受けに来ることもあるのだ。

私が以前受け持った夏の授業にも、高校生が混ざってたことがあったし、私の友人の中にも高校時代に大学の夏期講習を受けたことがある、って言ってた人もいる。


そんな、夏の授業。私が今回受け持っているのは、月曜から金曜まで毎日1時間のコース。基本的に工学部の大学院生向けの授業で、生徒のほとんどが大学院生。そんな訳で、生徒の平均年齢はちょっと高めで、こういう授業は教えやすかったりする。



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1 件のコメント:

あずぴか さんのコメント...

久しぶりのコメントだ〜♪おかえりっ(なのかな?)
まとめてブログ見たよん。やはり非女子図鑑を見る気には…。DVD出たら見ようかな。
早速戻ってから仕事だねえ。しかも毎週1時間かあ。
大学院生だし、教えやすくてサラリーも入る。いいね!
(^.^)b私も長いお休みが欲しい〜!!
と言っても秀ちゃんは仕事してんだもんね。お疲れ!
これから8週間、夏期講習とプールに関して(笑)のブログを
期待してるよ☆
私もプールになるべく行って背泳ぎとバタフライ頑張るか…。