長期出張中の数学者の平凡な一日

現在、カナダのトロントにあるフィールズ研究所に長期出張中です。

そんな訳で（？）久しぶりに平凡な一日シリーズです。

９：００〜９：３０　９時起床。起きてコーヒーとシリアルの軽い朝食をとりながら、メールチェックしたり、ネットで新聞読んだり。

９：３０〜１０：１５　シャワー浴びて歯を磨いて、着替えて出勤...と言っても私の場合あんまり「出勤」って感じがしないんだけど。

１０：１５〜１０：５０　研究所までアパートから地下鉄使ってdoor to doorでだいたい３５分ぐらい。地下鉄乗ってる間は、論文を読みふけってた。

１１：００〜１２：００　フィールズ研究所はトロント大学の敷地内にあって、数学科の建物がすぐとなりにあるのだが、今学期はトロント大学のJames Arthurという数学神のような人が最新の研究結果に関する大学院生向けの講義をやっているのだが、毎週の月水金のこの時間はこれに出席している。

１２：００〜１３：００　昼食。研究所近くの日本食屋でカツ丼を食べた。たいして美味しいわけでは無いけれど、アメリカの田舎ではあまり食べられないから、無いよりは全然いいと思う。

１３：００〜１５：００　研究所で行われる講義に出席。

１５：００〜１６：００　ここでもそうだし、アメリカの大学（数学科）でもだいたいそうなのだが、このくらいの時間にはティータイムがあって、ちょっとしたお菓子とコーヒーが振る舞われたりする。つまりおやつタイム。この時間を利用して、他の人と数学のことやその他のことに関して、いろいろと雑談したりもする。

１６：００〜１７：００　ラッシュ時を避けるべく早めの帰宅。電車の中では相変わらず論文を読みふけってた。

１７：００〜１８：００　引き続き論文を読んでた。

１８：００〜１９：００　夕食。適当に作って食べた。

１９：００〜２３：００　またまた数学の時間。論文よんだり、いま取りかかってる研究のことを考えたり。

２３：００〜２４：００　１１時のニュースを見ながら、歯を磨いたりと、だらだらネットを徘徊したり。

２４：００〜現在　このブログを書いてる。このあとまたちょっと数学をして、眠くなったら適当に寝る予定。


って、結局数学だけで一日が終わることになる。数学者と呼ばれる所以である。



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