というわけで「アメリカの黒人がなぜスポーツに優れているのか」の後編。
まず前回のまとめ。人種を大雑把に三つに分ければ、黒人、黄色人、白人、となり、その身体能力は
黒人 > 黄色人 > 白人
となるが、これとは反対に体の大きさは
黒人 < 黄色人 < 白人
となり、基本的にこの二つに応じて各人種がどのようなスポーツで活躍できるかが決まることになる。
ところがNBAなどに見るように、アメリカの黒人は明らかに、体格は白人と変わらない場合が多い。いったい何故なのだろうか?今回はこのことについて書くことにする。
まず、アメリカの黒人は基本的にその昔、奴隷としてアフリカから連れてこられた。それに対し、アメリカの白人は基本的にヨーロッパからの移民である。が、移民の中には家族ずれもいたが、実は独身男性が圧倒的に多かったのでる。
このような状況であったため、黒人女性は白人男性に簡単にレイプされた時代が長い間続いたのだ。そして、レイプした白人男性は罪に問われない。当たり前である。黒人女性は奴隷であり人間ではないからだ。
こうして、黒人女性は必然的に白人の子供も産まされることになる。
ところで、生物においていわば「亜種配合」が行われた場合どうなるか?答えは「次世代の遺伝子には両親の(生物として)優れた部分が継承される」である。つまり、遺伝子は両親の「良いとこどり」をするのだ。
例えば、犬でも猫でも飼育が楽なのは純血統種ではなく雑種である。いくつかの遺伝子が混じり合ってできた雑種の方が、遺伝子の良いとこ取りが行われ、生物としての機能が優れており、生命維持能力や環境適応能力などが高くなり、その分飼育も楽になるのだ。
では、黒人と白人の遺伝子が交わるとどうなるか?その遺伝子を持つ子は、まず肌の色は黒くなる。その方が紫外線防御能力が高いからである。つまり、見た目は黒人となる。しかし体の大きさは白人のものを受け継ぐことになる。その方が寒さに適応できるからである。そして身体能力は黒人のものを受け継ぐことになるのだ。
こうして、肌の色と身体能力は黒人、でも体の大きさは白人という、いわば「ハイブリッド人」が誕生する事になる。
そして、黒人の母親の元に生まれた見た目が黒人の子どもは黒人として扱われるたのである。つまり奴隷である。そしてそんな「ハイブリッド人」達もいずれまた白人にレイプされることになる。
このような事がアメリカの歴史を通して繰り返され、黒人の血に白人の血がどんどんと混ざっていったのである。
そして、それはいつ頃まで続いたのか?
リンカーン大統領による奴隷解放宣言が1862年。日本で言えば江戸末期。その後、奴隷解放が行われたが、それは黒人に人権が認められた訳では決してなく、あくまでも「奴隷でなくなった」というだけで、言ってみれば「マイナスだった人権がゼロになった」といった程度のものであったのだ。そして本格的に黒人に人権が認められたのは1960年代に入ってからである。つまり、ほんのつい最近のことなのだ。
それまでは黒人女性(特にアメリカ南部の)は、白人により簡単にレイプされるような境遇におかれていたのである。
そのため、現在においてアメリカの黒人のほとんどに、ある一定量の白人の血が流れていると言えるのだ。(ちなみに、アメリカの黒人の肌の色がアフリカの黒人よりも多少白いのは、基本的にそのためでもある。)
そのような理由から、アメリカの黒人はアフリカの黒人と異なり白人の血を引いた「ハイブリッド人」であり、体も大きく身体能力にも優れているのである。
そして、このようなハイブリッド人を擁するアメリカがオリンピックなどでメダルを独占するのも当然なのである。しかし、そのことには上記のような歴史的理由があるのもまた事実なのである。
NBAで黒人が見せる豪快なダンクシュートの裏にも、このようなアメリカの負の歴史がある事を忘れてはいけないように思える。
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5 件のコメント:
ケニアやエチオピアなどのマラソンランナーのような東アフリカ系黒人と奴隷海岸の国々の西アフリカ系の大きくて身体能力の高いアフリカ人を分けて考えるべきかと思います。カメルーンやコートジボワールのサッカー選手は大きいです。
…それは誰も書かなかったというよりは書くと炎上しちゃったり人権擁護団体とかに狙われちゃったりするからじゃない?例え事実だったとしても。σ(^_^;)
こういうコトは全世界共通の話なんだね〜。日本人も単一民族と言いながら違うんだもんね〜。ってドメスティックで小さい話になりましたが(笑)。
その負の歴史のおかげでNBAの超人技を見られるんだね。でもってその負の歴史の結果がアメリカで一部の有色人種の人達に高額の収入を約束し、多くの人達に夢を与えてるんだね〜。奥が深いな!
匿名さん。
確かに細かい点を言えば、色々言えると思いますが、私が言っているのは、あくまでも「大雑把に言えば」ということなので、そのつもりで読んでいただけると幸いです。
筆者様の理論も正しいでしょうけど前編でのあずぴかさんの健康的で大きなのを連れてきた、過酷な奴隷船や奴隷生活の中で体が頑丈なのが生き残ったというのもあると思います
匿名さん。
確かにそれもある程度はあるかもしれません。ただ、私の中ではイマイチ「体の健康さや頑丈さ」と「体の大きさ」はいまいちリンクしないようにも思えるんですよね。
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