2008年11月5日水曜日

Red State

大統領選挙が終わった。予想通りオバマの勝利だった。
ところで、アメリカの大統領選挙は、よく知られているように(?)各州ごとに共和党か民主党どちらかを選出する間接選挙である。そして、共和党を選出した州は「赤」、民主党を選出した州は「青」で塗られるのである。こんな感じで。そんでもって、共和党の州は「Red State」、民主党の州は「Blue State」などと呼ばれたりする。

共和党(ブッシュの党)は基本的に保守的な党、民主党(オバマの党)はそれほど保守的でない党。(ちなみに、民主党を「保守的」に対して「革新的」と言う時もあるのだが、個人的には別に「革新的」とは思わないので、「それほど保守的でない」程度の表現が無難な気がする。)上のリンクからわかるように(?)基本的に田舎の州は基本的にRed Stateになりがち。まぁ、田舎に行けば保守的になるってのはどこの国でも同じなんだろうか。

そして、私のいるインディアナ州(上の地図ではINって書いてある州)は今回は見事に「Blue State」!!が、実はインディアナ州というのは本来は典型的なRed Stateなのだ。隣接するイリノイやミシガンは基本的にはBlueなのだが。たとえば、クリントンが圧勝した96年の選挙でもここから分かるように、Blue Stateに囲まれただ一か所だけ赤い州があるが、ここがインディアナである。

そう、私の住むインディアナは保守的な州なのだ。ちなみに、1900年から前回までの100年以上に渡り、大統領選挙で民主党候補を選出したのは1912、1932、1936、1964のたった4回だけなのである。そんな筋金入りのRed Stateが今回なんとかなりの僅差ではあったのだが、民主党のオバマを選出したのである。この例だけを見ても今回の選挙がいかに「歴史的」であったかがわかるのである。


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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今回の大統領選は大層な盛り上がりを見せていたね。そんな日本もマケインとオバマのどちらが大統領になるかによって今後の政策が変わっていくから盛上がっていたね〜。だって日本で開票結果が生中継で放送されていたんだから!中でも盛り上がっていたのが小浜市。理由は…わかるよね(笑)。しかしそういった事を抜きにしても歴史的価値のある選挙だったと思う。もっともどんな評価になるかはこれからだけど。選挙の勝利は「はじめの一歩」だね。ところで政治の話はコメントとして適切かな?(^-^)/