2011年12月18日日曜日

立つ鳥跡を濁さず

もうすぐ、日本に帰ります。もう秒読み段階。

で、年末年始は日本で過ごし、その後、半年間ほどカナダのトロントにあるFields Institute(フィールズ研究所って訳すの?)に長期出張に行く事になっています。このフィールズってフィールズ賞のフィールズと同じ人ね。

ところで私のいるコロンビアなどのアメリカのいわゆるCollege Townでは、アパートの契約って一年契約(秋学期の初めから夏の終わりまで)の場合がほとんどなのだ。

でも私の場合、今学期は秋学期だけの予定だったので、アパートを探すのがちょっと困難だった。そんな理由から今学期は一軒家の一室に住んでいたのだ。大家さんと二人暮らし。なんと家賃は一ヶ月390ドル。なんか昔の学生時代を思い出したりもする。

で、私は明後日(火曜日)の朝の飛行機で日本に帰る予定になっていて、明日の夜は空港近くのホテルに一泊する予定。

そして、今夜がこの部屋での最後の夜となるのだが、家具はもちろん、その他の私物は全て処分するか、大学の自分のオフィスに放り込んどいて、部屋には基本的に何もない状態。


ベッドも処分したから、大家さんから借りた簡易マットレスがあるだけの部屋になった。

ちなみに、このての部屋を借りた場合は、出て行く時にきちんと掃除をしなければならないのが普通で、今日は部屋をバスルームの掃除と、その他の片付けで忙しかった。



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2011年12月4日日曜日

やっぱ、復活は近い!!

って、前回タイガーがもうすぐ復活するって書いたけど、今週行われたChevron World Challengeでタイガーが優勝した!!

この大会はオフシーズンの非公式戦で出場選手は合計たった18人。しかも、タイガー本人が大会ホストを務めている大会で、シーズン中の公式戦での優勝とは意味が異なるのはもちろんなのではあるが。

それでも、きちんとしたスポンサー(Chevron)も付いて優勝賞金も約1億円ぐらい出るし、世界ランキングを算出するポイントも得られるし、出場するタイガー以外の選手はその年に活躍したトッププロだけが招待されるような試合。(ちなみにタイガーは大会ホストだから無条件で出場)

つまり、つまり米ツアーの公式戦ではないけれど、プロの公式戦に数えられる試合。しかもトッププロがマジで勝負する試合。そこでタイガーが見事優勝。

これをもってして「復活」とは言い切れないけど、もはや復活まで秒読み段階に入ったと言っても良いと思う。

タイガーが出場する試合は今年はこれが最後なのだが、来シーズはかなり期待できると思う。



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2011年11月30日水曜日

復活の予感?

皆さん、ご無沙汰してます。

約2ヶ月ぶりです。って、めちゃ忙しかったんですよ。この2ヶ月間。って今でもまだ忙しいんだけど。

でも、復活の予感を感じたので、気合いを入れて書く事に。って、私のブログの復活ってことではなく、復活しつつあるのは、そう。この人。



もうかれこれ2年間ほど、人生最大の修羅場をくぐっている感じがするこのお方。もう、復活は無いんじゃないかって言ってる人もいるぐらいなのだが、私はこの人の復活する兆しを確認した!!

今はオフシーズンであるため、ほとんどゴルフの試合は無いのだが、それでもこの約2ヶ月の間に、3試合ほど出場している。その結果は

1試合目(オフシーズンの2軍戦のようなもの)で30位タイ。
2試合目(オーストラリアでのそこそこ大きな大会)で3位。
3試合目(プレジデンツカップ)は団体戦のため個人成績は無し。でも結構活躍した。

とこんな感じなのだが、問題は表面的な結果ではなくそのプレー内容にある。

実はタイガーは不調の際は基本的に以下の2点にその不調ぶりが現れる。

1.1.5メートルから3メートルぐらいの、微妙な距離のパットをガンガン外しまくる。

2.ティーショット(特にドライバー)の精度が素人並みのノーコンになる。

実は好調時であっても、日によって調子が悪かったりすると、この2点にそのことが現れ始めるのだ。

ところだ、好調時のタイガーは

1.微妙な距離のパットを気持ちが良いくらいにガンガン入れまくる

2.ドラーバーを含むティーショットがそこそこの精度になる。

ちなみに好調であってもドライバーは基本的に不安定なのだが、まぁ、不調時は本当に「素人並み」に不安定になるのだ。(といっても、飛距離は不調時でも桁外れだから、その点は素人とは同じではないが。)

とにかく、不調時だろうが好調時だろうが、タイガーの成績は結局この2点で決まる事が多く、私のような真のタイガーマニア通はこの辺に注目するのである。

そして、この2ヶ月間の過去3回の試合ぶりを見る限り、この2点に関して大きな改善が見られるのである。

おそらくこのペースで改善が続けば、来年早々にもタイガーの復活を告げる公式戦での優勝が見られると確信している。

具体的には、来年1月26日から29日にかけて行われる、The Farmers Insurance Openでタイガーが優勝するものと思われる。

って「すげー言い方。お前、何を根拠に、そんな具体的な予想を?」って思った人もいるかもしれないが、この大会が行われるコースは数年前の全米オープンでタイガーが膝の傷に堪え片足を引きずりながら優勝した場所でもあり、ターイガーが最も得意とするコースでもあるのだ。時期的に考えても、ここでタイガーが復活すると断言するに十分な条件はそろっていると言えるのだ。



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2011年10月8日土曜日

日米大学比較〜授業の顔ぶれ

久しぶりに日米大学比較シリーズ。

今までは結構大学の制度上の違いに焦点をあててきた感じがあるけど、これからは数回に渡って、学生の視点から見た日米での大学の違いについて書いてみようと思う。

今までの日米大学比較シリーズをまとめると、やはり日米での大きな相違点は授業の履修システムにあると言える。

日本の大学では基本的に各学生の所属する学部学科と学年という「枠」のなかで履修する授業が決定される。

それに対してアメリカではprerequisite制の元、各授業のprerequisiteとさえ満たせば学部学科や学年などの垣根など関係無しに授業を履修できるシステムになっている。(参照記事)

さらに、大学を受験する際に分野を決めなければならずその後変更も出来ないのが日本なのに対して、大学に入学してから色々な分野の授業を履修して徐々に自分の専門をしぼっていくのがアメリカ流。(参照記事)


このような制度上の違いは当然、各授業の学生の顔ぶれに大きく影響を与える。

つまり日本の大学では、学部学科と学年が同じのいわば「同期生」同士が毎学期同じような授業を履修するような感じになるので、授業の顔ぶれはなんかいつも一緒って感じになる。

つまり「クラスメートは4年間みんな同じ人達」みたいな感じと言えば分かりやすいだろうか。

ちなみに私は工学部であったため、この辺はかなり徹底していた。どの授業でも、周りを見渡せば皆知ってる人ばかり。基本的に皆、同じ学部の同じ学科の同期生って感じだった。


それに対してアメリカでは全くこの正反対。

毎学期、毎学期新しく授業履修をして、各授業ごとに履修している学生は全く異なる顔ぶれになったりする。

そして、各学生が専攻している分野も実に様々。

例えば前の学期に私がPurdueで担当した線形代数の上級レベルの授業。今ちょっと生徒のリストを見てみたけど、やっぱりいろんな分野の人がいる。数学はもちろん、物理を専攻している人。統計学の人。工学の人。さらには経済学専攻の人が一人に、なぜか英文学を専攻してる人も一人いた。さらには大学に入学して一年目の人から卒業間近の人まで様々。

そんな感じだから、学生の視点からすると、各授業ごとに顔ぶれが全然異なったりするのだ。

もちろん「あ、この人今学期あの授業でも一緒だな」とか「そう言えば、この子、前の学期はあの授業で一緒だったな」みたいなことはあるのだけど、結構同じ学期に複数の授業を同じ人と一緒に履修してることって少なかったりする。

もちろんこれは大学の規模によっても大きく異なるかもしれないけれど、一つの学期に3つ以上だれか別の人と同じ授業を履修していたら結構レアなパターンだと言えると思う。

さらに、専攻分野を変えたりする事とかも頻繁に行われるアメリカにおいては、学期が変わるごとに周りの人間の顔ぶれも結構頻繁に変わって行く。

その昔私がキャンパス内で体験した会話の一例であるが

「お〜、久しぶり。最近見なかったけど、今学期は数学はどの授業を取ってるの?」

「実は数学を専攻するのは止めて、これからは心理学を専攻しようと思ってるから、今学期は数学の授業は取ってないんだ」

みたいな感じの会話ってよくある会話だったりもする。

そのぐらい、クラスメートの顔ぶれがめまぐるしく変わるのがアメリカの大学なのだ。



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2011年10月6日木曜日

研究費の内訳その2

この前書いたNSFの研究費の内訳の続き。

この前書いたように研究費の40%ぐらいは税金のようなもので、大学に持って行かれる。で、残りが私が使える分なのだが、どんなことにも自由に使える訳ではないのである。当たり前かも知れないが。

数学の場合、実験や調査のようなものが特に必要ないので、基本的には

•(研究集会や共同研究者のところに行ったりするための)旅費
• 本やパソコンなど研究に使うお金
• その他ちょっとした雑費(文房具とか?)

といった感じになっていて、それぞれの項目ごとにいくら使えるかが決まっていたりする。

が、実はこれ以外にもう一つ重要な使い道があり、そしてこれこそがこの研究費の大部分を占めるのだ。





その使い道とは






なんと、













な、なんと、












な、な、なんと、














な、な、な、なんと、
















という訳で、次回へ続く、











というのは嘘で、









なんと


• 私の夏休みの給料


なのである。

意味が分からないって言う人の為に。アメリカでは数学者の(とい言うかどの分野の教員でも?)給料というのは基本的に9ヶ月分しかもらえないのだ。というか、正確に言えば年俸制でその総額を9で割った額が年9回支払われる計算になるのだ。

そして、夏休みの間の3ヶ月間(通常6、7、8月)は通常は給料は支払われないシステムになっている。

では、夏休み中はどうするのかというと、

1.とりあえず貯金を食いつぶす

2.夏休みの授業(サマースクール)を担当する

といったパターンが考えられる。そして、それ以外の方法が

3.NSFの研究費をゲットする

というものなのだ。つまり研究費の名の下に夏休みの給料が支払われることになる。



そう、NSFの研究費を取れるか取れないかで年間の収入にはものすごく大きな差がでるのである!!そして、だからこそ?この研究費も取ってくるのはかなり大変なのだ。



まぁ、とにかくそんな訳で、これから3年間夏休みは思いっきり遊べる研究に専念できる。


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2011年9月25日日曜日

研究費の内訳

前回書いたNSFの研究費。その総額は3年間でなんと!!









な、なんと、









な、な、なんと、









その総額は、










ここでは内緒ね。

でも、実はこれって公表されていて、NSFのホームページにいけば調べられてしまうし、グーグル先生にちょっと聞いてみればすぐにばれてしまうので、我こそは暇人という方、調べてみてください。





そして、その総額を3年間、私一人で自由に好き勝手に使えてしまうのだ!!







などという甘い話はこの世に存在しない。






まず、研究費の名の下に私がゲットしたお金の約40%ほどは所属する大学に献上しなければいけないのだ。これがいわゆるOverheadって呼ばれているやつで、まぁ分かりやすく言えば、大学に納める税金のようなものと言えばいいだろうか。

なんか、すげー税率って気もするけど。

で、そのお金は大学側の運営費に回される訳だから、研究費を取って来てくれる人というのは大学にとってはかなりありがたい存在な訳なのだ。


つまり、新しい大学にきて、いきなりの大貢献ってことになる。って、自分で言うな?


で、そんな「税金」を差っ引いた残りが私の研究費となるのだが、その詳しい内訳はというと...





という訳で、続きは次回へ...


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2011年9月16日金曜日

NSFの研究費が取れた!!

みなさん、こんにちは。約半月ぶりです。やっぱ、大学が変わった時というのはいろいろガタガタしてるんですよね〜。

ところで、これから3年間NSFの研究費をもらえることが決定しました。

基本的に数学者の(というかどの分野でも?)研究費を得るには二通りのソースがあります。

1.自分の所属する大学がくれるお金
2.他の機関から取ってくるお金

大学がくれるお金は基本的に無条件でもらえる場合が通常で、私の場合も年間ある程度のお金が研究費としてもらえることになっている。

でもそれだけではかなり少ない。いや、はっきりって少なすぎる。

そこで多くの場合は、どっか別の機関や民間企業などから研究費をもらったりする。でも、これらのお金を取るのはそう簡単なことではないのだ。

特に数学の場合、民間企業から研究費と取ってくるのは結構きつい。やっぱ、企業の利益に直で結びつかない分野にとっては、これはかなり難しい。

で、アメリカで一番(?)お金をくれる場所がNSFと呼ばれる組織。NSFはNational Science Foundationの略で、まぁ、政府が運営している科学系の研究や教育をサポートする組織、とでも行っておけば分かりやすいだろうか?

多くの数学者はこのNSFの研究費にアプライして、研究費を得ようとするのだ。

が、このNSFの研究費ってやつが、これまた超competitiveでそう簡単には取れないのだ。その審査も厳しく「(よほどハイレベルの研究者で無い限り)そう簡単には取れないもの」といった感じなのだ。

で、私も前からアプライしていたのだが、このたび、始めてこの研究費をゲットできました。

なにが嬉しいかというと、お金がもらえたことももちろんなのだが、これって、私自身が研究者としてある程度認められたってことでもあると思うし、そのことの方がどちらかというと嬉しかったりもする。

研究費はこれから3年間分になるのだが、その内訳はというと.....


この続きは次回に書きます。


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