2009年2月15日日曜日

中間試験

10日以上ブリにブログです。ここんところ、単調な日々が続いて、あんまり書くことがなかった。

ところで、今日は日曜日。朝は10時に起床して、だらだらと過ごす。昼食後は仕事。日曜日なのに仕事。と言うのも、この火曜日には私の受け持つ授業の中間試験があるため、その試験問題作りをした。

アメリカの大学は日本の大学と異なり、基本的に(学部レベルの授業では)学期の途中に中間試験(Midterm Exam)がある。しかも一回ではなく二回とか三回ぐらいある場合もある。数学の場合、学部レベルの授業では2回あるのが典型的なパターン。

でも、日本の中学とか高校とかの中間試験とは異なり、日程は各教員が勝手に決めるのが普通。そんな訳で私が勝手に今週の火曜日に決めた。ちなみに次の中間試験は4月7日。これも私が勝手に決めた日程。

中間試験は普通、普段の授業時間と同じ時間に同じ教室で行われる。

そして、今日はその試験問題作り。と言っても、昨日のうちにある程度作っといて、今日はその最終作業。

そころで、この試験問題作りというのにも、それなりのスキルが必要。ただ作れば良いというものではなく「良い試験問題」を作らなければならないのである。で、私が思う「良い試験問題」とは

1.授業や宿題の内容をきちんと理解している生徒はいい点が取れる。
2.内容をきちんと理解していない生徒にはあまりいい点が取れない。

って、当たり前だろ!!って思うかもしれないが、実はこれがそう簡単なことでもないのである。特に慣れないうちは、試験問題が長すぎたり、短すぎたり、難しすぎたり、簡単すぎたり、とあまり上手くいかなかったりすることも多々あるのである。

特にありがちなのは、日本の大学入試問題よろしく、その場で何らかのヒラメキを要求するような問題を出してしまったりするパターン。こういう問題は(アメリカの)大学での試験問題としては不向きな場合が普通。こういう問題を出してしまうと、良い点を取れなかった生徒が

「点数が悪かったのは問題が悪かったからだ!!」

と、その憎悪が試験を作った教員の方に向けられたりもしてしまうのである。

かく言う私もアメリカの大学で教え始めた当初は結構そんな試験問題を作ってしまった事があったりもする。でもまぁ、この辺も場数を踏むことによって、どんな感じの問題をつくれば大体どのぐらいの生徒が正解を得るか、というようなことが感覚として身に付くようになっていったのではあるが。

そんな訳で、今日はお昼過ぎから4時ぐらいまで試験問題を作ってた。


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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

中間試験かあ〜。学生も大変だが先生も大変だね。
良い問題…確かに作る方は難しいかもね。
私の大学も授業内容とかけ離れた試験が出てギリギリCだったことあるもん。
秀ちゃん、是非良い問題を作って学生を納得させておくれ!(^-^)/