2009年2月19日木曜日

College Teaching Workshop

昨日の日記。

昨日、大学であったCollege Teaching Workshopなるものに行ってきた。言ってみれば「大学での教え方」を大学の教員や大学院生を対象に教えるためのワークショップ。

別に強制的に行かなきゃいけないものではないのだが、時間的な都合もついたし、ちょっと面白そうな内容だったので行ってみることにした。

ワークショップのタイトルはズバリ

Engaging Your Students in a Classroom Full of Laptops, Ipods, and Cell
Phones

まぁ、基本的に授業中いかに生徒の注意を授業の方に向かせるか、といったことを主眼に置いたも。そして、講師として来たのがPurdue大学で特にTeachingに関して優れた教員に送られるMurphy Awardという賞の受賞者でもあるRosalee Clawsonという政治学の教授。

このワークショップでは彼女がそのテクを披露してくれる、とのこと。

この手のワークショップは、個人的な経験ではスベルことが多い気がするのだが、今回は結構すごかった。この教授(というか正確には助教授)、年齢はたぶん40歳ぐらいでまだ大学の教授としては若いのだが、来てみてよかったと思う内容だった。

まずはじめに、あたかも彼女が実際に政治学の授業をするような模擬授業(とでも言うのだろうか?)から始まり、その後、そのことに関して、彼女がいろいろと授業をする上でのポイントを解説。そしてまた、模擬授業、そして解説、といったことを3回ぐらい繰り返す感じのものだった。

さすがは、なんとかという賞の受賞者だけあって、その話し方や全体の雰囲気づくりなど「すばらしい!!」と思えるものだった。

そして、なによりも時間が立つのを忘れさせるような、人を引き付ける話し方をする。

私は今まで、Teachingに関して定評のある人の授業を見学したことが何度かあるのだが、私が思うに、こういう人に共通することは、講義のリズムが素晴らしく、その話しっぷりにいつの間にか吸い込まれていってしまうような、そういう話し方をしていることにあると思う。

このRosalee Clawsonという人もまさにこういうタイプだった。

でも、こういうのって、なかなか真似してできるようなものでもないんだよなぁ~、とも思ったりもする。ましてや、英語のネイティヴじゃない人には.....。



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