2010年2月16日火曜日

私が歯列矯正を始めた理由

毎月恒例、歯列矯正ブログ

30代男の歯列矯正 In U.S.A.

を更新しましたので、興味ある方はどうぞ。

ところで、以前、日本に帰った時に、ある友人と交わした会話


友:「なんで、歯列矯正してるの?」

私:「それは、ちゃんと歯列矯正のブログに書いてあるから、それを読めば分かるよ」

友:「やだよ、そんなブログ、グロくて読む気になれねぇ~よ」


という訳で、そういう人のために、私が歯列矯正を始めた理由について。

といっても、これは歯列矯正ブログに書いてあることのコピペをちょっと手直ししただけだけど。


まず、振り返れば、それは私が小学生のころにさかのぼる。

小学生の時、歯が生え変わったころ、私の歯はとんでもな生え方をした。っていうか、前歯が極端に出てた上に、左上の前歯がななめ横に向いていて、隣の歯とも重なってる始末である。

それを心配した両親は歯医者に相談。

「矯正した方がいいんでしょうか?」

てな感じで。それに対する歯医者の返答は

「今はまぁ変かもしれないけど、成長とともに顎の骨も大きくなり、それにともなって歯もすっきりと収まってくるので、特に心配しなくても大丈夫でしょう」

って、小学生のころの親と歯医者のやり取りなどそんな正確に覚えているはずはないのだが、基本的にこんな感じだったと記憶してる。

そして、親父の下した決断は


「まぁ、男の子だしな。」


って、これって差別発言って気がしなくもないが、とにかくそういう理由で歯の矯正をするタイミングを見事に逃したのであった。

そして、月日は流れ、歯医者の言ったとおり成長とともに歯もすっきりと?収まっていったのだ。それに対する親父の発言は

「歯医者の言う通りにしといてよかったなぁ~」

ってな感じだった。

といっても、あまり見苦しくないといった程度であって、普通の人から比べれば、「出っ歯」と言わざるを得ない状態であったことには変わりはないのだが。

そして、さらに月日はながれ、私は22歳で渡米。そんなアメリカで直面した事実とは「アメリカでは歯並びが命」。って、そこまで大袈裟かどうかは知らないが、とにかくアメリカ人は日本人の数倍、歯並び気にするのである。

「歯並びは出世に影響する」だとか「歯並びが悪いと育ちが悪いと思われる」とかいったような都市伝説まで聞こえてくる始末。

それ以降、

「あ~ぁ、子供の時に矯正しとけばよかったかなぁ~」

的な気分が支配的になっていったのだった。

しかし渡米当初は学生だったし、経済的にも時間的にも精神的にも、歯並びを気にしてる余裕などは一切なかったのであった。


そして、さらに、さらに月日はながれ、最近やっと、経済的にも時間的にも精神的にも、歯並びを気にするぐらいの余裕が出てきた?ので、長年の夢を叶えるべく、この年齢にして歯列矯正を始めることにしたのである。

そして、今、歯列矯正を初めて一年二ヶ月が過ぎた。個人的には、この歯列矯正はかなり楽しんでる。歯が痛くて大変なこともあるし、早く終わって欲しいって思うのも事実だけど。

でも、楽しめるのは、この年になって自分のお金と意思で始めたからであって、もし子供のころ親に無理やりやらされてたら、途中でキレてたかもしれない、って思うのもまた事実のような気もする。

とにかく、あと半年以内には、矯正器具は外れる見込みで、今からかなりワクワクしています。



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1 件のコメント:

Willy さんのコメント...

分かります。歯のことなんて日本にいた時は全然気になりませんでしたが、アメリカに来ると歯の色とか歯並びとか気になりますね。

日本人は元々野菜や果物など植物をたくさん食べていた人種なので歯と顎が大きいのですが、近年急に食生活が肉食になって顎が小さくなったのに歯はそれに追いついていなくて、そのせいで歯並びが悪いと聞きます。歯の色も完全に白ではありませんしね。

肌の色と違って、歯の違いは人種や個人による差として社会に認知されていないので気をつける必要がありそうです。