2010年3月15日月曜日

Teaching Evaluationと英語

三回連続で、Teaching Evaluation(TE)の話。

日本人はもちろん、それ以外の英語のノンネイティヴがアメリカの大学で教える際、当然、英語が大きな壁となって立ちはだかる。

もちろん、個人差もあるが、何年アメリカに住んでいようが、ノンネイティヴである以上、ネイティヴとまったく同じように英語が話せるようになることはあり得ない。もちろん、少しでもネイティヴに近ずくように努力し続けることは重要かもしれないが。

とにかく、そういう理由で、TEで英語に関して文句を言われるのはある程度覚悟しておかなければならない。これは、ノンネイティヴがアメリカの大学で授業を担当する上で、ある種の「登龍門」でもあるように思える。

私の場合も、教え始めた当初は、それなりに、文句(みたいなこと)を書かれた事もあった。

が、

ここ、5年ぐらい(?)は、TEに英語に関して文句を書かれた事は一度もなかった。個人的には、自分の中で、ちょっとした誇りだった。


しかし、


前学期、いつもよりちょっとだけTEの結果が悪かった授業のTEで、久しぶりに英語に関して、ネガティブなコメントをくらった。

"Improve your accent will help student understanding the class a lot better."

って書かれた。要するに、

"To improve your accenct will help the students understand the class a lot better."

と言いたかったんだろうが、そもそも、こんな基礎的な英文法すら使いこなせてない輩に、私の英語についてとやかく言われたくもない気もするが、とにかく、このてのコメントを書かれたのは5年以上(?)ぶりである。

ちなみに、書いた生徒は前回の記事で書いた、

Overall, I would rate this instructor as:

の質問に、Very Poorと答えた4人の内の一人である。

授業自体に不満があると、授業自体とは直接関係の無いことまでも、TEに影響するものなのである。


と言っても、この英語のaccentに関しては、実は自分でも最近心当たりがあるのもまた事実なのである。

私は、現在、歯列矯正をやっている。歯列矯正ブログ30代男の歯列矯正 In U.S.Aを読んでいる人は分かっていると思うが、矯正が進むに従って、歯に装着してるワイヤーがどんど太くなっていき、さらに、色々なパーツも付き足され、そして、現在は、前歯の位置が上の歯と下の歯でかなりずれている始末。

そのおかげで、ものすご~く、話ずらい状態にある。

特に、口の前部を使って出す音、英語では、f, v, b, p, thなどの音が、ものすごく出しずらいのは、自分でもかなり自覚している。しかも、これらの音は日本人には鬼門であったりするから、たちが悪い。

授業をやってて、明らかに「上手く発音できてないな~」って思う時も多々ある。

そんな、「ハンデ」もTEに影響したものと考えられるだろう。

しかし、歯に矯正器具を付けて授業をしなければならないのは、今学期が最後になる予定。もう少しの辛抱である。



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1 件のコメント:

あずぴか さんのコメント...

今が一番口が大変な事になってるの?個人の評価とはいえそんな理由も書いちゃうんだね。しかしそれもあともう少しの辛抱。頑張れよ〜。(^-^)/