2007年10月20日土曜日

速聴の英語

今日は土曜日。イスラエルでは土曜日が休日で、日曜日が週はじめの平日になる。(前にも書いたが)

そこで今日は先日取り寄せた本の一冊を読んでみた。松本道弘著「速聴の英語~聴けなければ話せない~」というやつである。いわゆる「英語学習もの」であるが、この中で著者が「英語のリスニングとはなんぞや」を説いている模様である。

この手の本は昔々、大昔、高校生時代とか、英語が出来るようになりたくて仕方がなかった頃、貪る様にやたらと読みまくった経験がある。で、それ以降、全くと言っていいほどこの手の本は読まなかったのだが、10年間住んだアメリカを離れたのを期に、自分の英語力を見直して、さらに磨きをかけたいと思い、ちょっと読んでみることにした。

高校時代などは、この手の本を読んでは(理解できないことがあっても、分かったつもりになって)感動し、目から鱗を落としていたのだが、はたして今読んだらどう感じるのだろうか自分でも楽しみであった。

読み始めてまず感じたことは、昔とは比較にならないくらい簡単にあっさりと読めることである、って、まぁ、当たり前ではあるが。あのころとは、英語のレベルも、根本的な知的レベルも明らかに違うわけだし...とにかく1ページあたりの内容の密度が妙に少なく感じる。そんなこんなで、半日で簡単に読み終わった。中には共感するところもあったけど、「それは違うだろ~」って思ったこともあった。

まぁ、でも昔の私のように、こういう本を読んで目から鱗を落としてくれる人も沢山いる訳だから、そういう意味ではこういう本は価値があるのかもしれないんだろう~、と思ったりもした。

そんで、読書の後は、本職の数学の仕事をした。

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